大切な人から喪中はがきをもらった時、年賀状を出さなくていいのはわかるけど、
何も出さないのは気が引けるってことないですか?…
そんなときクリスマスカードを送るのって、それってアリなのか?
喪中ハガキとクリスマスカードの関係性についてまとめました。
出そうか出すまいか迷っている方、参考にしていただけたら、幸いです。
クリスマスカードを喪中ハガキの返事にするのはアリ?
流石に年賀状は失礼なのはなんとなくわかりますが、クリスマスカードはどうなのでしょう?
クリスマスカード自体はもともとクリスチャン同士がイエスキリストの誕生日をお祝いして送りあうメッセージカードです。
なので、そこには喪中は全然関係ありません。失礼なことでもないです。
ですが、問題はそこに書いてあるメッセージなんです。
たとえば、クリスマスカードでおなじみの
「 Happy Merry Christmas!! 」
と言う言葉ありますよね。
ここの「Happy」とか「Merry」という単語の意味ですが、
Happyの意味は:幸福、幸せ、楽しい、満足、うれしい、喜ばしい・・・
Merryの意味は:陽気な、愉快な、面白い、笑い、お祭り気分・・・
と、どちらも「おめでとう!」というときに使う言葉なんですよね。
身内に不幸があって、落ち込んでいるときに、おめでとうはないですよね!!
受け取った本人も、
「送っていただいたのはありがたいけど、今年はクリスマス気分じゃないし、ちょっと複雑...」
となる可能性が高いです。
なので、無難なのは、「クリスマスカードは出さない!!」となります。
特に、知り合って間もない方だったり、年配の方、職場の関係の人、昔の風習を重んじる人には不向きです。
なので、この場合はクリスマスカードでなく、年を越した後の「寒中見舞い」になるわけですね。
喪中ハガキの意味は何?
ここで、喪中ハガキの本来の意味について確認しましょう。
まず、喪中はがきの正式名称は「年賀欠礼状」となります。
名前からも分かるように、お年賀の挨拶を欠礼(やらない)ことです。
(親類の不幸など)のっぴきならない事情が出来てしまいました。
なので、年賀の挨拶なんてやってる気持ちじゃないので、年賀状は出さないけど、悪く思わないでね…
つまり、本来は年賀状を送って頂いても、こちらからは出せない事を言っているので、送ってしまう分には間違ったことはしていないのです。
そこから派生して、喪中の人におめでとうなんて言うのはけしからん!となって、今は普通に年賀状を出さない習慣が普通になったのです。
ま、でも、ノリは普通合わせるので、おめでとう!と言ったら、おめでとう!と返さざるを得ないですよね。
でも、それを言うような気分にはなれない状態だらそれは精神的にツライですよね。
自分がその立場だったら間違いなくツライと思います。(と言うか実際に辛かったし…)
となると、ただ無難にそおっとしていれば良いのでしょうか?
親しい人が辛い思いをしてるのを、元気づけてあげたい!と言うのも自然な感情だと思います。
となれば、どうするか?
それについては次項でお話ししますね!
クリスマスのカードのメッセージは喪中の時、どうする?
喪中の人はクリスマスカードをもらっておめでとう!と言う気分ではない…
でも、大切な人を何とか元気づけてあげたい。
そこまでではなくても、寂しい年末にただ一言だけでも挨拶をしたい。
そう言う場合はどうすればいいか?
クリスマスカードをクリスマスのお祝いの手紙にするのではなく、元気付けるクリスマスの絵ハガキとして使用しては如何でしょうか?
自然に元気づけたいと思った事であれば、相手に伝わる筈です。
ただし、通常のクリスマスカードにならない様にいくつか気を使う必要はあります。
・色は金とか赤などの華やかではない絵柄を選ぶ。
夜の風景に雪が降って、サンタと雪だるまがいるような、比較的地味系なものがいいと思います。
・Happy Merry Christmasは使わない。
たとえば、
Best Wishes:幸せがたくさん訪れますように
とか
Season’s Greetings:季節のあいさつ
とか、両方合わせて
Season’s Greetings and Best Wishesでもいいですね。
文中には
深い悲しみを案ずる気持ちや元気づける言葉、来年の幸せを予感させる言葉を送りましょう。
喪中の人へのクリスマスカードの出し方まとめ
喪中の人へのクリスマスカードの出し方のイメージは沸きましたでしょうか?
知人に不幸があったとき、そっとしておくタイミングもありますが、立ち直ろうとしているタイミングの場合は是非元気づけてあげては如何でしょうか?
そのタイミングは親友のあなたにはわかるはずです。
お友達をお気遣って、来年はいい年になることをお祈りしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。