インフルエンザの予防接種を子供に打つのか打たないのか?
予防接種を打つ派はインフルエンザ脳症が怖い。
逆に打たない派はアナフィラキシーショックなどの副作用が怖い。
確かにどっちも一理あって、決めるのに悩んでいる方は多いと思います。
でも、やっぱりこの業界、一番詳しいのは先生でしょ!!
ということで、
「先生の命より大事な息子さん、娘さんに対して、予防接種をするのかどうか?」
を日本の医師1000人に聞いたアンケートがら
予防接種をするのかしないのか考えてみようと思います。
今年のお子さんのインフルエンザの予防接種を決めかねている方、要チェックです。
インフルエンザの予防接種は子供に必要?
前回、先生自体が予防接種をするのかについて書きましたが、
このときは集団接種があるから...と言う理由がありました。
前回の記事はこちら↓をどうぞ
インフルエンザの予防接種。大人は必要?医師が受けない理由が意外!!
となれば、集団接種の義務がないお子さんだったらどうするのか??
とも思いますよね。
では、早速ですが、どれくらいの割合で予防接種をするのかですが、
インフルエンザの予防接種を受けさせる派はなんと86%!!
結構、義務がなくても予防接種を受けさせる派は多いんですね!
ではなんで、予防接種を受けさせるのか???
・インフルエンザ脳症にかかるリスクの方がアナフィラキシーショックを起こすリスク
よりも高い。
なるほど、先生らしい理由ですね。
インフルエンザ脳症になる確率は1万分の1程度。
インフルエンザの予防接種からアナフィラキシーショックになる確率は100万分の1程度。
確かに後者の確率の方が高いですね。ウームなるほど...
・病気になっている期間を減らせるから。
確かに、インフルエンザにかかると何もできないですものね。
・毎年予防接種を受けることで免疫効果が高まるから。
なるほど。そういう効果があるのか!さすが先生!!といった感じですね。
インフルエンザ予防接種を子供に受けさせる科やケース別の接種率
さきほどの86%も高い接種率ですが、これはすべての先生のデータです。
では、子供の体のエキスパート、小児科の先生のお子さんはどうなのかが気になりますよね。
小児科の先生のお子さんの接種率はなんと
92%!!
高いですね!!
それと、もう一つ面白いデータがあったのですが、
自分と子供との接種率は同じかどうか?です。
自分が毎年予防接種を受ける場合、子供に受けさせる接種率は90%(875人中)
自分が時々予防接種を受ける場合、子供に受けさせる接種率は83%(36人中)
ここまでは、だいたい予想がつきますよね!
では自分が予防接種を受けない場合、子供にはどうするのか・・・
44%!!
自分が受けなかったとしても、お子さんには受けさせる先生がいるんですね!!
気になる理由は...
「子供は免疫力が不安定だから・・・」
なるほど...って感じですね。
インフルエンザの予防接種を子供にしない理由は?
いままでは、受けさせる理由をメインに説明してきましたが、
受けさせない理由も気になりますよね。
少数ですが、紹介しておきます。
・過去にインフルエンザの予防接種後に気分が悪くなった。
確かに、気持ち悪いとなるとアレルギーが不安になりますよね。
・かかっても特効薬があるから。
となっていました。
まとめ
如何でしたか?病院の先生がお子さんのインフルエンザの予防接種についてどう思っているかが、分かったと思います。
ここまでを見ると、筆者だったら「受けさせる」派になってしまいますが、
最終的に予防接種を受けさせるかどうかの判断はご自身で行ってください。
ちなみに先生自身が予防接種を先生が受けるかについてはコチラを参照してください。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。