パスポートの写真を安く撮れる、インスタント写真やスマホアプリ。
安く気軽に撮れて便利ではありますが、パスポートの写真の規格に合っているかどうかは自分で判断する必要があります。
出来上がった写真を見て、耳が髪の毛に隠れてしまった!!
この写真って使えるのかどうか?についてまとめました。
写真をご自分で取られる方、要チェックです。
目次
パスポートの写真で髪の毛を耳にかけるのはOK?
実際にパスポートの写真が耳に隠れてしまうのってNGなのでしょうか?
外務省ホームページの写真のよくある質問を見ると、
「機械機械による照合においては、目や鼻、口などの位置等を重視しており・・・」とあります。
耳については、特に記載されていないので、隠れてもOK!と言いたいところですが、
手放しで良いとは言えません。
輪郭を残すこと!!
顔の輪郭が分からなくなってしまう髪形はNGとなっています。
例えば・・・
・髪が目の一部(または全部)に掛かるような髪形
・ウィッグなどを使用して、印象が全然変わってしまう髪形
・ヘアバンドで頭部の多くが隠れてしまうもの
・頭に花などの装飾品をつけること
のようにならない様に注意してください。
ちなみに上方向には上げてもOK!
そうでなければ、上方向に高くあげる分には問題ないです。
但し、顔の輪郭の部分が小さくならない様に高く上がった部分をトリミング(ちょん切り)してください。
トリミングの目安としては、顔の中心が眉間(目と目の間)になっていることがポイントです。
眉間からアゴまでと眉間から頭頂までの距離が同じになっているものとしてトリミングを行ってください。
パスポートの写真で隠すとNGな場所は?
パスポートの写真を撮るときに、隠れてはいけない部分についてチェックしておきましょう。
目、鼻、口などの重要な臓器が隠れるのはもちろんNGです。
そのほかにも、隠れるとNGな場所として、顔の輪郭があります。
前章で顔のサイドが髪で隠れているのはNGと書きましたが、ほかにもアゴが隠れないように気を付けてください。
顔の輪郭は眉間からアゴまでと眉間から頭頂までがほぼ同じ長さになります。
なので、そこが隠れてしまっていると、よくないのです。
そのため、夏場、シャツを着て撮る分には問題ないですが、冬はハイネックではアゴが隠れてしまうとNGなので注意してください。
あとは撮るだけですが、シャッターの瞬間は「チーズ」ではなくて「ポーズ」なので、笑って、口角を上げ過ぎない様に気を付けてください。
顔の向きは斜めはNGです。真っすぐにして撮ってください。
切り取りを自分で行う場合は顔がセンターに来るように気を付けて、切り取ってください。左右に寄るのはんNGです。
パスポートでアイプチやカラコンはOK
基本、パスポートが10年でOKなのは、10年が経っても、「目、鼻、口の位置や大きさは変わらない」というところから、
写真は機械で照合するときも、ここが変わらなければ、大丈夫です。
なので、アイプチで一重が二重になったくらいでは、機械照合では問題ないハズなのですが、
アイラインとアイプチであまりにも見た目が大きく変わる場合は、人の目で、ちょっと待った!!
と言われる可能性がゼロではないので、できれば、アイプチも控えた方が無難だと思います。
カラコンは完全NGです。
→ディファインは大丈夫なの?と思われた方はコチラを参考にしてください。
勘違いされがちですが、パスポートはファッション性を問われるものではありません。
税関や海外で身分を証明するための証明書です。
海外への渡航中、何か重大なトラブルがあったとしても、このパスポートによって、本人と分かる証明書です。
日本では自分の身分を証明したりすることは、何かを申請したり、受け取ったりするときが主ですが、
海外では、パスポートを見せないと通れなかったり、
最悪、落としてしまったら、大使館で再発行してもらうまで、日本に帰る事すらできないのです。
再発行しているときに、自分の顔があまりにも日本で申請したものと違ったりすると、
それもひとつのリスクです。それだけでリスクが増えてしまいます。
なので、「これが自分です」と胸張って、証明できるものにすることをお勧めします。
パスポートの写真の注意のまとめ
パスポートの写真を自分で撮るときの注意についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
色々とNGな項目ありましたが、輪郭、目(瞳)、鼻、口が隠れるものがNGと思えば、それほど難しくはないと思います。
真っすぐ、口角を上げ過ぎずに撮影してください。
少々、面倒かもしれませんが、フツーに撮れば大丈夫なハズなので、飾らずに撮っていただくことをお勧めします。
あまり不安な方は、プロに任せましょう^^;
出来上がりがイマイチだって?大丈夫です。必要な人以外に見せなければイイのです^^
友達と行くときも、自分が仕切ればさりげなく見せないようにできますので...
語学の勉強にもオススメです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
→パスポートの更新手続きに必要なモノは何?