あの辛いインフルエンザ…
家族がインフルエンザにかかってしまった!!
となれば、おー大変ね~!お大事に…
じゃあないですね!そんな悠長な…対岸の火事では済まされません。
一緒に生活しているのであれば、なおさらですが、いつ自分に火の粉が降りかかってくるか分かりません。
明日は我が身!!うつってしまったらどうしよう…
また、そんな時に限って、試験の様な大事な用事って重なるんですよね^^;
というわけで、そんなときに、どうすればうつりにくいのかをまとめました。
家族がインフルエンザにかかってしまった方、今はインフルエンザになっている場合じゃないあなたは要チェックです!!
目次
インフルエンザの感染メカニズムを知って予防する方法
インフルエンザの感染経路は2種類あります。
1つは、飛沫(ひまつ)感染です。
これは、向かって話をしているときに、つばとかと一緒に飛んできたり、
咳だったり、くしゃみとかと一緒に飛んできたものを体内に取り込んでしまった場合に起きます。
一緒にというのがポイントです。
似たような感染の形として空気感染と言うのもあります。
空気感染とはウィルスの大きさが5μm以下の時に発生します。
大きさが超ちっちゃいので、ウィルスが空気中に長く漂っていられるのです。
例えば、空気感染する病気としては、結核(けっかく)とか麻疹(はしか)とかがあります。
(…だから、結核は隔離病棟とかがあるんですね!)
これと比較すると、インフルエンザの菌の微粒子の形は5μm以上のため、空気中に漂っているのではなく、すぐに落ちてしまいます。
落ちてしまうので、インフルエンザの人がいたとしても、空気中に菌はありません。
菌が落ちてしまったところやインフルエンザの人が触ったところ(たとえばドアノブとか…)に触ってしまった場合、それが手についた場合は大変危険な状態ですね。
何かを食べたときに一緒に体内に取り込んでしまったり、鼻くそをほじってしまった場合は鼻の粘膜から体内に侵入します。
この感染の形を接触(せっしょく)感染といいます。
ということは、飛沫感染か接触感染だから、予防と対策はたてられそうですね!!
インフルエンザに家族がかかったらする予防の方法は?
家族がかかってしまったら、ヤバいから、自分は予防接種を…というのは遅すぎます。
なぜなら、予防接種は効き始めるまでに2週間ほどかかるので、効き目が出始めるころには家族はもう治ってしまっているからです。
では、どうすればいいのか?
接触感染と飛沫感染なので、徹底的に体内に入ってくるのを抑えればいいのです。
早速ですが、インフルエンザになってしまった家族には協力をお願いしましょう。
マスクを着用してもらうのです。出す側のマスクは非常に効果があります。
サージカルマスク(不繊布)をつけていただきましょう!!
それだけではありません。自らも防御として、マスクをつけましょう!!
マスクは防御としは完全ではないとは言え、直接の飛沫を抑える働きは十分にあります。
また、汚れた手で口や鼻を無意識に触ってしまうのを防ぎます。
こちらもサージカルマスク(不織布)のタイプを使用しましょう。
他には、共用している食器などは使わないようにしてください。
手洗いのコップとかも分けてください。
それと、もう一つ大事なものは…
そう!手洗いです。
手をきれいに洗うことで、手に着いたインフルエンザのウィルスを洗い流すことができるのです。
でも、今までどおり、石鹸でしゃしゃしゃ…って洗ってでは足りません。
お医者さんが手術をするときに手洗いをするくらいちゃんと洗わなければ、効果がありません。
次項で手洗いについて説明しますね。
インフルエンザ予防のための手洗いの方法
インフルエンザに家族がかかってしまったら、まずすることとして、
爪を切ってください!
爪の中にはウィルスがいっぱい隠れることができます。
この状態では手洗いをしても、ウィルスは爪の裏にこびりついています。
あと、手洗いをする場合は、時計や指輪も外してくださいね。
この状態にして初めて効果的な手洗いができます。
1.手のひらを洗う。
これは普通の手洗いでもあると思いますが、両手を合わせてゴシゴシとよく洗ってください。
2.手の甲を洗う。
これもよくやりますよね。片方の手のひらを使って、もう片方の手の甲を洗ってください。
それが終わったら、反対側の手も行います。
3.指先と爪の間を念入りに洗う
手のひらに、もう片方の爪を立てた状態で置き、立てた指先をマッサージするようにガシガシと洗います。終わったら反対がわの手も行います。
4.指と指の間を洗う
両手の指と指を交互に合わせていって、ガシガシとスライドさせます。
このようにして、指の側面を洗います。
5.親指と手のひらのねじり洗い
親指を反対の手で握って、握った部分をネジネジして親指の全体を洗います。
6.手首を洗う
手のひらだけでなく、もう少し範囲を広げて、両手首まで洗います。
7.清潔なタオルやペーパータオルでふき取る
せっかく洗ったのですから、清潔なタオルやキレイなタオルで拭きましょう。
正しい手洗いで、しっかりと洗ってインフルエンザウィルスを撃退しましょう。
家族がインフルエンザになった時の対策まとめ
如何でしたか?
・マスク対策。サージカルマスクを使用(患者・自分とも)
・食器の共用をやめる
・爪切りと手洗い
・むやみに顔に手を触れない。
を徹底して、家族のインフルエンザウィルスをもらわないようにしてください。
予防接種の効果については賛否両論ありますので、よかったらコチラを参照してください。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。