粘着テープで壁にがっちりとついたフック。最近は両面テープの材質も強くなって、
引っ張ったくらいでははがれにくくなりました。
使っているうちは便利でいいのですが、引越しや家具の配置で剥がしたくなった時に
は取れないのは困りますよね。
ひどいのになると、引越ししてきたら前の人が剥がし忘れて、
すでについていたなんてものもあるかもしれません。
そんなときのために、壁についたフックを剥がす方法についてまとめました。
目次
粘着テープの剥がし方で壁のフックをどうとる?
では、ガッチリととりつけてある粘着テープですが、引っ張っても取れない場合、
どうやって取り外せばいいでしょう?
無理に取り外そうとして、マイナスドライバーを隙間に入れてこじあける。
と言う手もないわけではないですが、うまく外れなかったり、壁を傷つけてしまうこともあります。
ではどうするか…
壁に取り付けたフックの外し方ですが、基本は
の二段階で剥がすと簡単に取り外すことができます。
まず、両面テープを分離するですが、両面テープはある程度の厚みを持っているので、
最初にテープをカットしてフックの部分を取り外してしまいます。
カッターを使ってカットできれば簡単ですが、傷つけるのが怖い場合はナイロンの糸を使って、
テープをカットします。
ナイロンの板は何が…
釣り糸を使うと簡単です。
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カットしたい部分にナイロンの糸を入れて、ゴシゴシと動かして、両面テープをカットしてしまいます。
すると、壁に両面テープのみが残ります。
この両面テープは市販の粘着テープ剥がし材で剥がすことができます。
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ただし、樹脂の場合は粘着テープ剥がし材が樹脂を溶かしてしまうこともあるので、
剥がし材の取扱説明書は必ずチェックしてくださいね。
粘着テープの剥がし方で〇〇を使った方法は
先ほどの方法では両面テープ部分を市販の粘着テープ剥がし材を使ってとりましたが、
できれば、お金を使わずに剥がせたら...というのもありますよね。
というわけで、市販のものを試す前にコチラも使用してみては...というものを紹介します。
ドライヤーを使って剥がす
一つはドライヤーを使って温めることです。壁に残っている粘着テープをドライヤーであぶります。
粘着テープは熱によってはがれやすくなってきます。この状態になったものを手で剥がしていきます。
お酢を使って剥がす
もう一つの方法としてはお酢を塗ってしばらく乾かない様にラップをかけて湿布の様にしてください。
このまま、30分も放置すれば、非常にとれやすくなっているので、このまま外してしまいましょう。
お酢であれば、プラスチックにもやさしいのでおすすめです。
ハンドクリームが使えることも
さらに剥がした部分がベタベタしているときにはハンドクリームを使って、ベタベタした部分をゴシゴシすると、
ボロボロと粘着部分が落ちてくることがあります。
指がしんどくなってきたら、ここで、消しゴムを使うと簡単に取れます。
プラスチックを溶かす薬品はどんなもの?
樹脂製のモノは熱にも弱いし、溶けてしまっても困ると思います。
なので、何の薬剤に対して溶けやすいという表を見つけたので、リンクを貼っておきます。
→プラスチック耐性一覧表
ただし、種類がかなり多いのと、身の回りのものがどんな種類のプラスチックでできているのか
分からないのではあまり意味がないので、一般的なプラスチックがなんでできているかを紹介しておきます。
・コンピューターのケース、テレビのケース、プラモデル系:ポリスチレン(PS)
・眼鏡のレンズ:アクリル樹脂(PMMA)
・調味料の容器:AS樹脂(SAN)
・家具やパソコン:ABS樹脂(ABS)
粘着テープの外し方のまとめ
フックなどを固定している粘着テープの剥がし方について紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?
強引に外すのではなく、手順を踏んで外せば、キレイに剥がすことができますので、
諦めていた方、チャレンジしていただければ、と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。