ぎっくり腰になってしまったら、痛みはどれくらい続くのでしょうか?
日によって続く痛みと、そこから先の動ける様になった過程について、
体験を交えて紹介します。
また、この時に痛みを軽減させた方法についても紹介します。
痛みから早く解放されたい方、要チェックです。
目次
ぎっくり腰の痛みの日数はどれくらい?対処法も併せて紹介
では、不幸にしてぎっくり腰になってしまった場合、どのような経緯をたどるのでしょうか?
筆者の過去の30回以上のぎっくり腰の統計からみるとですが…^^;
ぎっくり腰1日目
最初は少し動けるものの、腰部の激痛により、30分から1時間後には全く動けなくなります。
軽いぎっくり腰のときは動けないことはないですが、何をしても痛いので、次第に動く気がなくなります。
最初は湿布を貼っていたが、全然効かないので、保冷剤ジェルを凍らしたものをタオルでくるんで、腰に当てると、ちょっとはマシでした。
激痛の時でも横になっていれば、うまい腰のすわりどころに落ち着いているときは、ほぼ痛みを感じずにいられます。
横になっているときは、あおむけに寝る時は膝の下にクッションを引いておくと、腰の負担が軽くなります。
あとは横向きに寝るしかないです。
でも、困った事に人間なかなかじっとしていられません。
1時間も同じ方向で寝ていると、体を動かそうとしてしまうのです。
この時、寝返りをうつのが非常に困難です(/ω\)
うまーく両手を使って、腰に負担をかけずに回転しようとするのですが、ときどき腰をひねってしまい、アウっとなります(-。-;
ビーン!ビーン!ビーン!!!
この激痛、寝返りをうとうと思った自分に後悔します(;゚Д゚)
こんなとき、ベッドや布団の縁に引っ張れるタオルを結んでおくと、このタオルを引っ張って回転し、
寝返りを腰に負担をかけずに行うことができます。
寝返りが辛い時期には是非おススメです。
タオルを使って、寝返りを楽にうつことができた!!(≧▽≦)
後は痛みが引くのを転がって待つのみだ~!!
と思ったが、今度は下腹部に違和感が...
う゛、ト・トイレに行きたい...(;゚Д゚)
最初は、四つん這いになって行くしかないときもありますが、
周りにつかまるものがあるときは、それらを使ってつかまり立ちをします。
立ち上がるのも一気にはできないので、徐々に立ち上がるしかないのですが、
徐々にってどれくらい???
長いと、立ち上がるのに1分近くもかかることもあります。
部屋が洋式トイレだったから何とかなったものの、和式のトイレを考えると、ゾッとします。
というわけで、ぎっくり腰になった時は。水分と食べ物は抑え気味がおススメです。
トイレを終わって、何とか床に戻ってきた。
あとは、ひたすら寝て待つか...
でも、残念。。。それも難しい。
なぜなら、ぎっくり腰は病気ではないので、意識はハッキリしています。
昼で十分寝ていたら、とても寝つけるような状態ではないデス。
となれば、後は、横になってできる読書とスマホでのネットサーフィンにいそしむか・・・
深夜になって、痛みの状態が数時間前と変わらなくなっている感じ・・・
ようやく痛みのピークを超えたのか・・・
とりあえず、その日はシャワーも浴びずに就寝しました。
ぎっくり腰2日目
朝起きたら、きれいさっぱりぎっくり腰が治って・・・
の訳がありません^^;
朝から、昨日の様な痛みのピークの状態ではないものの、まだ動くのは痛い状態。
トイレに行けるかな・・・とつかまり立ちをしてみると、なんとか立ち上がれはする。
でも、歩いてみるとまだ腰が完全には伸びていないようだ。
筋肉が炎症を起こして縮んでしまったような感じで、歩くのもまだ普通とは程遠い。
大人のヨチヨチ歩き…情けない(-。-;
今日も会社は休みかな・・・
そんなことを考えながら、トイレを済ませる。
立ったまま、お水を飲んで、パンを食べて、朝食終了。
さて横になるか・・・
でも、昨日と比較すると明らかに痛みの質が違うようだ。
しかも、少しずつ可動範囲が広がっているような・・・
でも、まだまともに歩けるような状態ではないので、会社は厳しいかな・・・
きょうも休むと会社に報告し、横になる。
でも2日目は1日目と比較して痛みは少ない。
午後になる頃には腰が少しずつ伸びてきて、普通に歩ける様になってきた感じ。
(このタイミングでは、コルセットを持っていればだいぶ自由がきいたかもしれません)
でも、ぎっくり腰が初めての自分にはコルセットもなかったので、
今日も横になって安静ですね。もう本もだんだん飽きてきた・・・
夕方になる頃には、立ち上がりはつかまり立ちで可能で歩くのも普通に歩けてきた。
明日は何とか会社に行けるかな?
今日はこれ以上の痛みはないようだ!シャワーだけ浴びて寝よう・・・
と2日目が終了しました。
ぎっくり腰3日目
不思議だ!夕方歩けるくらいになっていたような気がしていたのに、
朝になると、また腰が丸まって、歩くのがしんどい・・・
こうなってしまうと3日目も会社を休むしかないか・・・(/ω\)
既に2日、会社を休んでいるので申し訳ないが、とても歩ける状態ではない。
とういうわけで、今日も休みを入れて、横になる。
この日のタイミングが超退屈のMAXになりますかね。
ま、しょうがないんですけどね・・・
痛みの質は2日目と殆ど同じです。
夕方になり、18時を回る頃には、つかまり立ちもスッとでき、歩くのも腰が曲がらずに進める様になってきました。
このタイミングは朝が一番悪く、夕方が一番良くなる様です。
この日は夕食はピザの出前にしようと、電話で頼むことにしました。
まだ、お風呂は入れません。
シャワーだけを軽めに浴びて、3日目も就寝です。
ぎっくり腰4日目
朝起きて、今日の感じはどうだろう…
おっかなびっくり立ち上がってみると…
スッと立てた!
昨日の夕方の状態よりもよくないが、何とか普通に歩ける!!
やっと、会社に行けるかな…
と朝、顔を洗おうとした瞬間…
前にかがめない…(◞‸◟)
しょうがないので、左手で洗面所を抑えて右手のみで洗顔…
この恰好、非常に情けない…
でも、そんな事を言っちゃ〜いられない。
とりあえず出社せねば…と気合いで荷物をまとめ、玄関を出る。
通勤は幸運な事に、徒歩で行けるので、会社までテクテク…
で、晴れて、とりあえず3日ぶりに出社です!
仕事はデスクなので、とりあえず着席。
席に座って30分。なんか普段よりも座っている状態が厳しい。
同じ状態をキープすると、だんだん辛くなってくる...
しょうがないので、立ったり座ったりしながら、溜まった仕事を少しずつ処理していきます。
そういえばトイレに...
おっとっと、気づくと同じ階にトイレがない。
本当は禁止されているけど、エレベータで1階降りてトイレにいくしかないな。
同じ体制をしている方がしんどいので、まめにといれに行くことにしました。
そんなことをしているうちにお昼になりました。
社食で昼食をとったあと、そのあとどうしようか・・・
椅子を並べてベッド代わりにして横になる。
「お~極楽だ!!」
気づくと寝てしまっていたが、お昼休憩に横になるのはおススメです。
30分~1時間おきに、立ち上がり、トイレに行ったりお茶を飲んだり、同じ体制をとり続けない様に気を付け、
なんとか5時になりました。
会社の近くの整骨院で一応見てもらおうかな?
状態は予想通り「ぎっくり腰」でした。
整骨院治療はお腹の方の凝り固まった筋肉をほぐした後、低周波治療を行い、筋肉を柔らかくします。
そのあと、遠赤外線を患部に当てて、血行をよくします。
さらに、初めての時は整骨院で腰痛ベルトを処方してもらい、さらに巻き方を教えてもらいます。
すると、ビックリ!!すごい楽に立って歩けるのです。
このコルセット、最初はすごい感動でした。
でも、巻きすぎていると、私の方、少々皮膚がデリケートだったようで、だんだんお腹がかぶれてくるんですね。
なので、皮膚の弱い方は直巻きは避け、シャツやタオルの上からコルセットを巻くことをお勧めします。
あとはメンソレータムを塗ってもらい、湿布をしていただき、替えの湿布ももらって終了です。
ちなみに、ぎっくり腰の時に病院に行ったときはどうなるか・・・
まずはレントゲンをとります。
その後、足を伸ばした状態で上にあげ、しびれないかを確認します。
ここでしびれたら、ヘルニアの可能性がありますが、私の場合、純粋なぎっくり腰だったので、全然大丈夫でした。
で、問診をした後で、一言、「骨には異常ありません。ぎっくり腰ですね!」
まーそうでしょう^^;
安静にしてください。といわれ、痛み止め(ロキソニン)と湿布をもらい、終了です。
家に帰ったら、すぐに横になり、ズーッとテレビ、本、寝ながらでのネットサーフィンを行い(いわゆる、ホントのゴロゴロですね^^;)
この日もシャワーを浴びて就寝です。
ぎっくり腰5日目以降~2週間くらい
こんな状態が1週間くらいもすると、だいぶよくなってきます。
もう大丈夫?かもと思った頃、整骨院の先生に言われます。
だいぶイイ感じなので、再発に気を付けて!!
再発したら1からやりなおしだからね!
ウッ!!再発?そんなことがあるのか・・・
そうなんです。ぎっくり腰は再発しやすいタイミングがあるのです。
ぎっくり腰の治りかけのに続く痛みとぶり返しに注意!
え゛こんなによくなったのに、またあの痛みを起こすなんてとんでもない。
なので、ここはじっくりと注意したいところ。
次の事には気を付けていきましょう。
腰を使う機敏な動きは避ける
どんどん自由になってきて、腰が痛かったこともだんだんと忘れていきます。
そんな時に、パッと立ち上がってギクッ!!とやってしまう人がいるので、しっかりと手をついて動くように気を付けてください。
ぎっくり腰のあと1カ月くらいは要注意です。
人にどうしてぎっくり腰になったか?を説明しない。
私はバカなのか・・・自虐的なのか、とってもマヌケなことで、ぎっくり腰を再発させてしまった事があります。
友達に聞かれるんです。
「どうして、ぎっくり腰になっちゃったの?」
これに、さらっと口で返すくらいだったらいいのですが、私の方、つい、身振り手振りが入ってしまうんですね。
そうなると、からだでその時のマネをして、おんなじ体制をとり、その場でまたぎっくり腰になってしまう(/ω\)
というおバカなケースもありますので、しばらくは、ぎっくり腰の経緯についてはあまり話さないことをお勧めします。
お風呂は2~3週間くらいは我慢しよう
ぎっくり腰は腰の炎症!
温めると炎症を進めることにもなりかねないので、炎症が完全に収まってきてからにしてください。
靴下はくるぶしが隠れるものを履いて下さい
手足が冷えると、腰も自然と冷えてきます。
体のなかで、冷やすと簡単に体温が下がる場所があり、そのことを3首と呼んだりします。
そこが、首、手首、足首なのです。
夏の暑い時期にマフラー巻いたりはしなくてもいいですが、せめて足首は隠しておいた方が、
腰が冷えにくくなるのでおススメです。
なんで、冷やしてはいけないのか・・・
血行が悪くなると、血液に載った痛みの物質も滞りやすくなりますので、あたためて、血を通わせましょう。
運動はよくなってから、徐々に少しずつ始めること
これはだ大丈夫だと思いますが、運動も一気にやってしまって、再発させては元も子もありません。
最初は腰を使う動きなのかよく考えて、少しずつ動かしていきましょう。
ぎっくり腰の痛みと日にちの関係と対策のまとめ
ぎっくり腰になってしまったら、普通に3~4日は殆ど動けなくなりますが、徐々に回復しますので、
あせらず、じっくりと腰を休めて対処してください。
くれぐれも無理をして再発は避けたいですね。なったら最悪です。
お大事にしてください。
→ぎっくり腰の感じがどんな感じかをもっと詳しく
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