何となくぎっくり腰の予兆のような感じがする場合、気を付けると言っても、
何を気を付けた方がいいんでしょうか?
できれば、一度ぎっくり腰を経験すると、この痛みは2度と経験したくはないですよね。
ぎっくり腰を未然に防ぐ方法について、筆者が試してみて、効果があったと思ったことをシェアします。
ぎっくり腰を未然に防ぎたい方、要チェックです。
目次
ぎっくり腰の予兆を感じたら対策はある?
ぎっくり腰を経験し続けると、多くの人はなんとなく、ぎっくり腰の予兆の様なものを感じることができるようになります。
→ぎっくり腰の予兆について知りたいあなたはコチラ
でも、どのように対策すればいいのでしょう。
一日、動かないなんて対策だったら、ぎっくり腰にはならないかもしれませんが、毎日忙しい中、それはあり得ないですしね!
というわけで、簡単にぎっくり腰を回避できる方法についてシェアします。
コルセットを巻こう!
ぎっくり腰になったら、コルセットを巻くのは分かるのですが、ぎっくり腰の前状態でコルセットを巻くことに何の意味があるのか?
と思いますよね。
私の経験上、腰の筋肉って、腸腰筋(大腰筋、小腰筋、腸骨筋)があるのですが、
ここの筋肉は結構器用な動きができる筋肉なので、ついつい使い過ぎてしまうんです。
コルセットを巻いたら、腰の筋肉はあんまり動かなくなります。
そうしたら、ここの筋肉はできるだけ動かさない様にしてください。
そんなことしたら、かがめないじゃん( ゚Д゚)と思うと思います。
これを機会に太ももの筋肉(ハムストリングス)を積極的に使ってください。
お尻を後ろに突き出すようにすると、ここの筋肉が伸びて、体がくの字に曲がります。
最初はうまくできないと思うので、手を使ってうまくバランスをとってください。
でも、この意識は難しいかもしれないので、イメージが分からなかったら、ムリせず、健康な時に行ってください。
足は絶対に冷やさない
足が冷えると、血行が悪くなります。
さらに足が冷えると、腰まで冷えてきて、ぎっくり腰にさらになりやすい状態になります。
なので、できるだけ体と足は冷やさない様にしてください。
長ズボンを履いたり、靴下はくるぶしが隠れるものにしてください。
夜はお風呂に入って、お腹の周りをマッサージしてしてから休んでください。
マッケンジー体操
手をついて、上体そらしのような動きをします。
ぎっくり腰がヤバいかな・・・と思った時にやっておくと、腰に優しいです。
緩衝法マッサージ
腰回りの筋肉が固くなってしまった時に、指一本で腰回りの筋肉をぐにゃぐにゃに柔らかくする方法です。
お腹周りの筋肉を柔らかくすることで、腰の筋肉が無理に伸ばされる状態を防ぎます。
筆者もときどきやるのですが、ホント恐ろしいくらいに柔らかくなるので驚きです^^;
整骨院でマッサージ
行きつけの整骨院があるのであれば、この段階でマッサージしてもらうというのも、一つの手です。
お腹周りの筋肉が張ったり、固くなってきているので、整骨院でこのタイミングで揉みほぐしてもらうと、
とても気持ちいいです。
ぎっくり腰の予防で運動した方がいい?
ぎっくり腰になりそうだから、軽く運動した方がいいのかな?と思っているあなた・・・
慣れない運動は逆にギックリ腰の基になることがあります。
運動がやりたくなったのであれば、何でもないときにやった方がいいです。
基本的に健康な人が対象なので…
慣れないヨガなどをこのタイミングでやって、余計に腰を痛めてしまったら、元も子もないです。
スクワットとかもそうです。
しゃがんだ時に腰を丸めることで、逆にぎっくり腰になりやすくなります。
反動を使ったりすると、さらにぎっくり腰になる確率があがります。
元気な時にやってください。
とにかく今は新しい運動は今はナシです。
他にはやってはいけない事として、「腰に直接触れて刺激する」のは絶対にやめてください。
触っていいのはお腹だけです。くれぐれも腰をマッサージしたり、押したり、叩いたりはスーパーNGです(;゚Д゚)
ご注意下さい。
ぎっくり腰は姿勢が悪いのも原因?
姿勢が崩れるとギックリ腰になりやすいと言われますよね!
だから、ギックリ腰になりそうと言われたら、姿勢を良くしないと…
と言うのもありますね!
でも、正直このタイミングで正しい姿勢をとろうとするのはおススメできません。
なぜなら、正しい姿勢ってどういう姿勢が正しいのでしょう?
さらに、正しい姿勢が分かったとしても、実際にその形とろうとすると、結構難しいのです。
例えば・・・
・姿勢を保持する筋肉がない
・どういうポーズが正しいの?
・そもそも姿勢をとろうにも体が凝り固まってできない。
などなど、気合だけでできるようなものではないからです。
無理に姿勢を正しくしようとしてありがちな事として、反り腰になってしまう事があります。
反り腰の状態では、余計、腰に負担がかかり、ギックリ腰になりやすくなるので、これも、ギックリ腰直前の状態で行うような事ではありません。
元気な時に正しい姿勢を確認し直した方がいいです。
と言うわけで、気を使うところとしては、
・あまり無理して姿勢を作らない。
・座る時には脚を組まない。
・立ったり座ったりは反動を使わず、周りや膝に手を添えてゆっくりと。
が、悪化させないコツではないでしょうか。
ぎっくり腰になりそうな時の対処のまとめ
ぎっくり腰になりそうな時の対処についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
この状態を如何に過ごすかによって、天国と地獄が決まります。
無理なことをいきなりするのではなく、いつもの生活にプラスアルファでできる、対処をとっていただけたらと思います。
お大事にしてください。
→ぎっくり腰の症状・経過と対策はコチラ。