一度、ギックリ腰を経験してしまうと思うのですが、「二度となりたくない!」と思うのがホンネでしょう。
でも、大体の人は何度か繰り返してしまいます。
せめて、予兆が分かれば…と思いますよね。
確かに、何度も経験していると、そろそろヤバい感じ…と言うのが、なんとなく分かるようになります。
というわけで、ギックリマスターが経験を基にこの状態をシェアしますので、
いち早く気づいた方は特に気を付けて下さい。
目次
ぎっくり腰に予兆や前兆のようなものはある?
では、どんなことが、予兆になるんでしょう?
季節
早速ですが、気候は非常に重要な要因の一つです。
暖かくなりぎわで、湿度の高い6月〜7月と寒くなりぎわでの10月〜11月は要注意です。
昼と夜の寒暖の激しい時とかは危ないです。
他には天気も影響します。
いつも、雨が降っている陽気や、気圧の谷が通過するタイミングはギックリ腰になりやすいので、要注意です
というわけで、寒暖の差がある時や春→夏、秋→冬の季節の変わり目はギックリ腰の季節です。
この時期にギックリ腰になって整骨院に行くと、同じようにギックリ腰になった人が、何人もいるので、今年は多いな〜と感じるわけです^^;
気を付けましょう!
お腹が張ってくる。
お腹や腰回りがなんか、いつもよりも張ったような気がする時・・・
このような時は、お腹周りを指で押してみてください。
押してみて、固かったら要注意です。
筆者も前に、何度もぎっくり腰になっていたので、周りの人から、「どうなるとぎっくり腰になるの?」と聞かれ、
「お腹が張ってくるとね・・・」と自分のお腹に触れた瞬間、冷や汗が・・・
お腹周りがカッチカチになっていました。
次の日の朝、気を付けてはいたものの、見事にぎっくり腰になってしまいました。
体の奥底がなんかだるい。
今日はなんか疲れやすいな・・・?
風邪とかでも熱があるとかったるかったりしますが、ぎっくり腰の場合も似てはいるんだけど、
風邪と違ってボーっとしてはいないので、意識はハッキリだけど、なんかだるい様な気がする・・・
そんな時も、ぎっくり腰が潜んでいる可能性が高いです。
他にも、限りなくぎっくり腰に近いけれども、なっていない状態も存在します。
ぎっくり腰の手前ってどんな状態?
ぎっくり腰のホント手前について紹介しますね。
この段階であれば、まだ、元にもどれるので、腰に最大限気を使ってください。
顔を洗うとき、かがもうとするとツライ
顔を洗ったり、歯磨き粉を吐き出したりの様に、かがんで頭を下げた状態がキープできない時があります。
これはほぼギックリに近いのですが、まだ、なり切ってはいないので、ムリをしなければ、
まだ大丈夫です。手を使ってうまく体を支えながら、片手で顔を洗うようにしてください。
寝返りをうつとき、腰回りに違和感を感じる。
寝返りを打った時に、腰に違和感を感じた場合。
かなり焦るのですが、こんなときに、ムリにシュッと起き上がるとぎっくり腰になる可能性があります。
あまり、急激な動きはしないでいただき、つかまり立ちなど、腰に優しい立ち方で立ってください。
トイレや朝寝坊で飛び起きたりすると、一発アウトなので気を付けてください。
靴下を履こうとしてかがむと腰にひびく。
靴下を履こうとしてかがんでも、ぎっくり腰の前状態の場合は腰に響いてうまく履けなかったことがあります。
この時もかなり危険な状態です。
こんな時は無理に腰を丸めて靴下をはくのではなく、ゆるめな靴下を横サイドからうまく履いていただくと大丈夫です。
以上が、ほぼ、ぎっくり腰の状態に限りなく近いですが、まだ、大炎症を発生していない状態です。
まだ、戻れるので、絶対に無茶をしないでください。
このタイミングで整骨院に行くのも一つの手です。
お腹の筋肉を柔らかくしてくれます。
ぎっくり腰が突然なることもある?
ぎっくり腰になる状態とは、私は大きく分けて2通りのなりかたがあるような気がしています。
積み上げ型
長く、腰が無理な状態にさらされているような状態になっていると、少しずつ、腰の状態が悪くなってきます。
ちょうど、風船(腰)を空気(無理なこと)膨らませているような状態ですね。
だんだんと風船が膨らんでくると、ある程度のタイミングでドカンと・・・
ぎっくり腰になる感じです。
こんな時、ぎっくり腰になるのはホント些細な事でなってしまうんです。
風船でもつまようじや針で軽くつついただけで、割れてしまいますよね。
ぎっくり腰も同じです。
顔を上げた瞬間や腰を起こした瞬間、立ち上がるときもぎっくり腰になりやすいです。
ドアなどを手前に引いたり、ちょっとした腰の動きでもぎっくり腰につながるケースです。
なので、アレ?こんなことでなるの?というときはだいたいこのケースです。
ぎっくり腰が「魔女の一撃」と言われるのはこのことを表現しているのではないかと思います。
正に魔女が腰に向かってフッと行きを吹きかけると、足腰立たなくなってしまうような感じですね。
急性型
いわゆるこの状態が突然ぎっくり腰にあたると思いますが、分かりやすいのが特徴です。
何か重たいものを持ち上げたときに発症します。
・灯油のポリタンクを持ち上げた
・スーツケースを持ち上げた。
・無理な状態でカバンを持ち上げた。
・子供をだっこしようとした。
・引越しの時に重たい机を持ち上げた。
・おみこしを担いだ
・スポーツジムでデッドリフトを行った。
・身体能力テストで背筋力を測るときに勢いよくやってしまった。
などなど、モノを持つときは注意してください。
ぎっくり腰の予兆や前兆のまとめ
![](https://hibinogimon.com/wp-content/uploads/2018/08/1036843-3-300x253.png)
ぎっくり腰の予兆や前兆についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
・季節の変わり目に、腰が張っていたら危険信号
・前にかがむと違和感
・なんかからだがだるい感覚
を感じたら要注意です。
大丈夫です。今ならまだ、戻れます^^;
→違和感を感じたら、コチラをチェックしてください。
急性なものは防ぐのは難しいので、普段から腰に注意して行っていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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