有線のイヤホンは繋げれば簡単に音は出るけど、
リード線の処理が結構面倒だったりしますよね。
よく、通りをランニングされている方で、
首に磁石で取り付けたイヤホンをスマートに耳に付けている方をみると、
ケーブルを巻き巻きしている自分がホント情けなく思いますよね。
bluetoothのワイヤレスイヤホンはネットでみても、1000円以下で買えるものもあります。
というわけで、たまったポイントで買ってみたのですが、大事な事に気づかずにあっさり撃沈して、
結局、今でも有線のものを使っています^^;
そんなことにならないよう、有線と無線の違い。
無線で気にしなければならないことについてまとめてみました。
気軽にイヤホンやヘッドフォンに無線に変えてみたいな・・・と思われる方、要チェックです。
目次
イヤホンは有線と無線のどっちがいいか?
まず、最初に有線と無線どちらがいいかですが・・・
一概にどっちがいいとはいえません(`・ω・´)
いきなり、身も蓋もない回答で申し訳ないです^^;
なぜかというと、どのようにイヤホンを使うか、何を優先するかによって変わってくるからです。
たとえば、運動しているときに音楽を聴くのであれば、有線は使いにくいですし、
作業用として長時間聞き続けるのであれば、無線では電池が終わってしまいますよね。
でも、絶対的なものを除けば、高価なものであれば、不足しているところは補われていることが多いです。
なので、ここでは数千円程度の低価格帯のもので、比較してみます。
イヤホンの有線と無線の徹底比較
有線でもワイヤレスでも、それぞれ、メリットとデメリットがあります。
それぞれ対比して比較してみましょう。
ここでは一般的なブルートゥース(Bluetooth)タイプの無線イヤホンを例にして説明します。
接続の簡単さ
なんといっても、有線の一番のメリットではないでしょうか。
ジャックをスマホやPCのイヤホン端子につけたら、それで終わりです。
無線でつなげる場合は、線をつなぐ代わりにペアリングという操作が必要になります。
イヤホンの電源を入れて、ペアリング待ち状態になったら、スマホやPCの方で、接続ボタンを押します。
このペアリングの操作は1度だけ行うだけで、大丈夫です。
スマホやPC操作が苦手という方は、この時だけ、得意な方に手伝ってもらってもいいかもしれません。
次回からはイヤホンの電源を入れれば自動的にペアリングされます。
最終的には接続方法の違いは
☆有線はイヤホン端子に接続する。
☆無線はイヤホンの電源を入れる。
になります。
充電の必要性
有線のもう一つ大きなメリットとしては充電がいらないということでしょう。
当然ながら、無線の場合はイヤホンが電源を持っているので、当然ながら充電が必要になります。
低価格なものの場合、充電時間は1~1.5時間程度で5~6時間は連続使用が可能です。
充電はだいたいの場合、付属でUSBのケーブル(micro USB)が同梱されてきます。
PCのUSB端子で接続するか、電源コンセント→USBコネクタで充電するようになります。
電源コンセント→USBコネクタは100均一でも購入できるので、PCをあまり使わない人でも大丈夫です。
線の引き回し
有線の最大のデメリットがココです。
ワイヤレスのイヤホンは左右が繋がっているものと、
ケーブルが全くない、完全なワイヤレスフリーがあります。
完全なケーブルフリーの場合は、フリー過ぎて、逆に紛失しやすいので注意してください。
ワイヤレスになることのメリットは思っている以上に自由度が高いです。
ざっと考えただけでも・・・
・首を振ると、ケーブルがほほに触れてウザい!問題が解消する。
・スマホをどこに置いていても、10m離れなければ大丈夫。
・移動の時、カバンやスーツケースでスマホをどこに置くかを気にする必要がない。
・夏とか、ポケットが少ない服を着たときでも、スマホ本体をカバンのどこかに入れておけば、大丈夫。
・駅とか、電車内で人とすれ違う時に、ケーブルがひっかかったりというのがない。
・家で料理や掃除をするときも、持ち歩かずに、近くに置いておけば、OK。
などなど、可能性は無限大です。
スマホからフリーになって、電話が鳴ったらどうするの?という心配もあるかもしれませんね。
でも大丈夫です。
殆どの無線のイヤホンは様々な操作がイヤホンでできる様になっています。
曲を前に進めたり戻したり、音量のアップ・ダウン、電話をとる機能も内蔵されているので、
スマホを見ないでも、ある程度操作が可能です。
ま、さすがに画面はないので、着信がだれからの電話かを確認するのは難しいですが...^^;
収納の問題
聞くときのケーブルの引き回しもそうですが、使った後の跡片付けが面倒というのも有線のデメリットになります。
有線の場合は、キレイにまいたりして収納しないと、あとでカバンのなかで、
ケーブルがとっちらかっているのは気分がイイものではないですよね。
無線のイヤホンの場合は、完全なケーブルレスのタイプの場合は、収納ケースに入れておしまいですね。
(ポケットに入れる場合は無くさない様に注意してください)
完全なケーブルレスでない場合も、マグネット付きの場合はネックレスの様に、
ずっと首につけておいても、不快ではありません。
付けていることを忘れてしまう位です^^;
なので、「出し入れが頻繁な場合は常に首にかけておく」という選択肢が増えるので、かなり便利です。
音質の問題
やはり、有線のものの方が、直接耳まで信号が来るので、高音質は出しやすいです。
無線の場合は
音の信号を細切れにする → 圧縮する → 無線で転送する → 無線で受け取る → データを解凍する → 初めて聞こえる
といった複雑な過程があるので、安いものでは、どうしても音質の劣化は避けられません。
これについては、値段のいいワイヤレスイヤホンを使うことで、よくなります。
音の遅延の問題
音については音質以外にも、いろいろな過程を経由してくるので、若干ではありますが、信号に遅れが生じます。
筆者が大失敗したのもココで、安い無線のイヤホンでは信号が0.2秒くらい遅れてくるのです。
普通に音楽を聴いているだけであれば、全然問題ないのですが、
筆者は「スクフェス」こと「音ゲー」でイヤホンを使用していました。
音ゲーの場合、画面に出てくるボタンを曲に合わせて叩くのですが、0.2秒ズレると大問題なのです。
0.2秒もずれると、PerfectなタイミングでもBADになってしまいます(´;ω;`)
音ゲーのプログラムでも、もちろんズレを調整する機能はついているのですが、
自分が画面を叩いたタイミングがちょっとズレて聞こえてくるのは、気持ちがよくないです。
なので、楽器関係だったり、ダンス関係の人が見たとしても、これズレてない???
と感じてしまうかもしれませんね。
これは高価なワイヤレスイヤホンを使用すると、この時間がかなり短縮されます。
でも、気にならないだけであり、ズレは出ています。
なので、画面を見たり、音のズレが気になる方は、注意が必要です。
音切れの問題
有線の場合はケーブルが古くなってくると根元の部分が怪しくなってきて、ある角度になると、音が途切れる
というのがありますよね。
無線の場合はそういうものはないですが、無線のため、まれに電波の干渉らしきノイズが聞こえることがあります。
そんないつもではないので、移動中に聞く程度では気になるほどではありません。
またこれも、高価なワイヤレスイヤホンを使うことで解消されるはずです。
無線ならではの問題
有線では全く考えてなかった問題があります。
ワイヤレスイヤホンは無線で信号のやりとりをするので、いわゆる「電波を発生する機器」ということがあります。
ん?電波を発生する機器といえば・・・
勘のイイかたはお気づきかと思いますが・・・
そうです!
飛行機は要注意!!です。
最近はワイヤレスイヤホンがOKの航空会社や飛行機の機種も増えてきましたが、
NGの会社もまだまだあります。
航空法で、違反をすると最大50万円の罰金になる可能性がゼロではないので、
もし、飛行機で使用する場合は客室乗務員に確認されることをお勧めします。
結局、イヤホンの有線と無線はどう使い分ければいい
というわけで、いろいろと有線と無線のメリット・デメリットについて検証してきましたが、
どちらも、なかなか捨てがたいところではありますよね。
利便性は明らかに無線ですが、音質や遅延にこだわりがあると、やっぱり有線の方が・・・
という感じになりますよね!
ということで、この究極の選択に耐えられるものはないか・・・
と探したところ、いいものがありましたので、紹介します。
有線、無線の両方が使えるイヤホンが存在します^^;
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イヤホンの有線と無線どっちがいい?のまとめ
イヤホンを有線にするか、無線にするか、とことん検証してみましたが、如何でしたでしょうか?
音にそれほどこだわらない方であれば、無線、こだわりがある場合は、優先もしくは高価なもの。
どちらも決めきれない場合は両方という選択肢もありますので、ご自分の用途に一番あった使い方にマッチするものを選んでいただけたらいいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。