今年も行楽シーズンが始まりました!
パーティーやBBQなどお友達との遊ぶ機会も多いと思います。
でも、持参する飲み物は何を持って行ったらいいでしょう?
ワイン好きと聞いているお友達もいるし、ここはワインをもって行こう!
と思ったものの…
ワインと言えばちょっと値が張るようなイメージがありますよね!
かと言って、安いワインは美味しくないというし、あんまり高いものもお財布に優しくないですよね!
そんなあなた向けにとっておきのワインを紹介します!
目次
ワインをパーティーで持参するなら何がおススメ?
ワインパーティーでのワインはもちろんですが、BBQでも肉をがっちり食べるのであれば、体のためにはポリフェノール
を取っておいた方が、体の酸化を抑えて生活習慣病の防止になるのでおススメです。
というわけで、ワインを手土産に持って行こうとした場合、どんなワインがいいでしょう??
できれば、お財布に優しくて、しかも美味しいワインを持って行きたいですよね。
そんなあなたにお勧めするのは、「第三世界のワイン」です。
他にも「新世界ワイン」とか「ニューワールドワイン」とか呼ばれています。
言葉からも想像がつくように新たな土地で栽培したブドウから作ったワインになります。
元々はヨーロッパだったり、アメリカだったりしたワインですが、今は同じ種類のワインがオーストラリアだったり、
チリで生産されているのです。
それにしても、ワインの価格を決める大きな要素って何でしょう?
〇〇年は殆どブドウが採れなかったから・・・というビンテージものについてはプレミア的な理由もありますが、
やはり、メインは「人件費」に他なりません。
長年熟成させるのであれば、その分、樽を管理するための人件費がかかりますので、その分、値が張るのです。
物価が高いヨーロッパの人件費に比べると、第三世界の人件費ははるかに安いですね!
かと言って、第三世界でも土地は痩せているわけではないので、ブドウやワインの味が落ちることはありません。
ということで、容易にコストパフォーマンスが良くなることが、想像つきますよね!
少し前から、チリのワインはコスパがいいことで、結構有名でした。
さらにこの、第三世界のワインは他にも存在します。
今回、紹介させていただくのは、第三世界の中でも話題性にも富んだ、南アフリカのワインになります。
南アフリカのワインの特徴とは?
歴史が古い
え、南アフリカでワイン?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんね!
でも、南アフリカのワインは歴史的にも結構古く、17世紀にはワインの醸造は既に始まっていたのです。
世界で初めての株式会社と呼ばれている「オランダ東インド会社」が1655年にブドウの栽培を開始したのが始まりと言われています。
なので、350年以上に渡り、ワインを作っているので、美味しさのノウハウがいっぱいつまっているはずですね!
どんなワインがあるの?
品質がよいことについては申し分ないのですが、南アフリカのワインならではのワインとは何でしょうか?
もちろん王道のカベルネ、メルロー、シャルドネもあるのですが、南アフリカならではといったら、
「シュナン・ブラン」をお勧めします。
フランスでも、この品種はロワール地方しか栽培されないので、稀少なだけでなく、南アフリカの土壌の質とマッチしているせいか、
とても多く栽培され、南アフリカの代表的なワインと言っても過言ではありません。
シュナンブランはオールマイティーなワインで、フルーティーから辛口、甘口、スパークリングまで、さまざまなワインが存在します。
そのため、一概には言えないのですが、特徴としては豊かな酸味があって、フルーティーな感じのワインと言われています。
コスパが良い
人件費が安いため安く生産が可能です。
でも、ただ値段で勝負するのであれば、チリ産ワインの方がコスパがいいのです。
南アフリカのワインの本当のコスパの良さは単純な値段の安さではありません。
ワインの格付けをするパーカーポイント!
その中でも高得点を出すワインが高くなくコスパがいいのです。
2000円台でもさまざまな賞をとるようなワインがゴロゴロしています。
つまりは、安くて美味い!!
酸化防止剤の使用基準が厳しい
南アフリカのワインは品質にとても厳しく、酸化防止剤の使用量の制限値は各国によって違います。
たとえば1リットル当たりの使用量は、日本とフランスが350mg以下なのに対し、
南アフリカの基準は250mg以下とこの値は世界一少ない基準になります。
でも私たちが知りたいのは、酸化防止剤が少ないと、体にいいのはなんとなくイメージがつくのですが、実際どういいの?というところでしょう!
酸化防止剤の少ないワインはズバリ!「二日酔いしにくい!」そうです。
だからといって暴飲してはいけませんよ^^;
フェアトレード
南アフリカ産のワインはフェアトレード展開をしているので現地の人に優しいのです。
フェアトレード・・・あまり、聞きなれない言葉ですよね。
少々長くなりますので、次章で説明しましょう。
南アフリカ産のワインにあるフェアトレードって何?
フェアトレード認定マーク
ワインの価格が安いことは私たちにとってはうれしい事ですが、そもそもこのワインの値段はどのように決まっているのでしょう?
値段がワインを作った人への対価になります。
なので、競争、競争によって、値段が下げられてしまうと、現地のワインを作った人の報酬が恐ろしく安くなってしまいます。
先進国の人がバリバリと機械やロボットを使って、どんどんと値段を下げてしまったり、
生産性をあげるためにムダに広い土地で大量の農薬を使って、作っている人も疲れてバタバタ倒れていく...
こんな状態になってしまうのは、いいことではないですよね。
発展途上国の人の人から見ても、公正な輸出入とは言えないですよね。
ワインだけではなく、コーヒーや紅茶、チョコレート、果物、スパイスなどなどの製品も多くも、発展途上国から輸入されてきます。
まじめに働いて生産しているのに、安い賃金で買いたたかれてしまうのは良くない。
もちろん、一定の品質の担保もする必要がある。
ということで、出てきた考えがフェアトレードという取引の仕組みになります。
ある一定の基準を満たした製品をフェアトレード機構認定製品として、公正な価格で販売するところまでを行っています。
さらに、このフェアトレードのワインが南アフリカでは世界一多いのです。
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なので、このフェアトレード製品を買うことにより、
・ワインが美味しい
・地球にやさしい
・南アフリカの人の生活を助ける
といいところずくめなのです。
パーティーに持参するワインは?のまとめ
安くて、美味しくて、地球にやさしい、人にもやさしい南アフリカのワインについて紹介してきましたが、
如何でしたでしょうか?
支援というと、寄付だったり、現地でのお手伝いがメジャーなイメージなので、ちょっとハードルが高い感がありますが、
そこまでではなくても、楽しく、ワインを飲むことでも支援になるのであれば、難しいことではないですよね!
というわけで、南アフリカのワイン!おススメです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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