牡蠣の一番美味しい食べ方は?と言ったら、やっぱり「生ガキ」が頭に浮かぶとおもいます。
でも生ガキって夏はあたる様なイメージがして、ちょっと引いてしまったりするようなトコロありますよね!
というわけで、夏でも安全に牡蠣を食べれるとっておきのお店の紹介と、何で安全なのか?
生ガキ以外の美味しい食べ方や反則技^^;についても紹介します。
牡蠣好きな方、要チェックです。
目次
牡蠣の美味しいお店に東京で行きたい!
では、早速ですが、生ガキを食べるにはどうしたらいいか?
やっぱり生牡蠣を食べるのであれば、オイスターバーに行くのが一番でしょう!
間違っても、スーパーにある生食OKの牡蠣はやめたほうがいいです。(危険すぎです^^;)
もともと、牡蠣自体に触れる機会が疎かったせいか、私たちはあまり牡蠣について知りません。
なので、オイスターバーという看板を見たとしても、「生ガキが食べれるお店」くらいにしか感じないかもしれません。
でも、筆者も初めは知らなかったのですが、一概に牡蠣とは言ってもいろんな牡蠣があるのです。
例えば、マガキや岩ガキがあるのをご存知でしょうか?
一般的にスーパーなどのお店で見かけるのは殆どがマガキだと思います。
マガキに比べて岩ガキは非常に大きく、2~3倍くらいの大きさがあります。
大きさだけでなく、味も全然違います。
マガキがカキ独特の濃厚な味わいなのに比べると、岩ガキはとてもクリーミー!「海のミルク」とも呼ばれています。
マガキしか食べたことがない場合はクリーミーな牡蠣って何???と思うかもしれませんね!
なので、牡蠣が苦手な人でも、岩ガキだったら食べられるという人もいるハズなのです。
さらに、牡蠣はマガキと岩ガキという分類だけでもなく、地方によっても、味が違ってくるのです。
たとえば、牡蠣での有名どころといえばどこが思いつきますか?
宮島が超一般的ではあると思いますが、ちょっとグルメの人では厚岸(あっけし:北海道)が思いつくかもしれません。
これだけではなく、日本や世界には様々な地域でカキが採れます。
これらのカキは同じように見えて、どれも風味が異なります。
お店の人に聞いたところによると、味を左右するのは牡蠣に種類が沢山からではなく、
そこの海域の海に含まれているミネラルの成分によって変わってくるんだそうです。
確かにそこの地域に行ったら、一種類のカキしか食べませんが、運搬技術が発達した今、オイスターバーには色んな地域の牡蠣が集まって来ます。
となれば、ただ、ひたすら同じ牡蠣を食べ続けるのではなく、さまざまな地域のカキを少しづつ食べて、牡蠣本来の風味の違いを楽しんで、
自分は〇〇のカキが好きだな!とか、〇〇のカキの後に〇〇のカキを食べると風味の違いが顕著にでて面白いとか、
新しい牡蠣の食べ方ができると思いませんか?
なので、オイスターバーでは生牡蠣をただ牡蠣と呼ぶのではなく、「ひがた美人」とか「唐津」とかの名前で呼びます。
なんだか、お米や日本酒の名前のようですね!
私たち日本人は辛い食べ物は苦手な人が多いですが、逆に当たり前の様にお米や日本酒の様な繊細な風味の違いを食べ分ることができます。
ということは、無意識に牡蠣の様な繊細な風味を味わうことのできる舌を持っているのです。
であれば、この自分の特技を生かして、牡蠣の食べ比べのような新しい牡蠣の楽しみ方をされては如何でしょうか?
さらに、オイスターバーの魅力はそれだけではありません。
オイスターバーでは生ガキや焼き牡蠣以外にも、牡蠣の風味を熟知したうえでの調理法が発達しています。
生ガキもいろんなソースを試すこともできますし、
料理でも、牡蠣を蒸したり、リゾットに入れたり、いろんな食べ方ができるのです。
蒸し牡蠣で残ったスープにバケットを浸して食べると...お察しの通り、かなりヤバいです^^;
それと、気づいてしまったのですが、残ったバケットにリゾットを載せて食べてみたのですが、この味、悪魔的に旨いです(≧▽≦)
しかも、オイスターバーはバーですから、美味しいお酒も沢山置いてあります。
料理に合うとっておきのワインをチョイスして料理とお酒でデートを楽しむのもよし、気の合う仲間と会話を楽しむのもよし、
他にも、大切な人をおもてなししたりといろいろな楽しみ方ができるのではないでしょうか?
新宿のオイスターバーでおいしいお店は?
というわけで、都内には様々なオイスターバーが存在していますが、その中でも今回紹介したいお店は
新宿にある「COVO」というお店を紹介します。
このCOVOというお店は2007年のオープンのオイスターバーなのですが、
オススメのポイントとしては
・何よりも店員さんが感じがイイ
・しかも、とても牡蠣やワインに詳しくて色んなコトを教えてくれる
・お店がとてもキレイでオシャレ
・落ち着いた雰囲気がいい
オッと、牡蠣やワインについての説明が無いですね^^;
牡蠣の味は先ほどもお話しした通り、海の成分によって味が大きく変わってきます。
オイスターバーでは牡蠣にあたらない様にするために特殊な加工を施すのですが、
ここで、海の水に近づけた塩水を作って、そこで24~48時間牡蠣を沈めるのです。
ここで、牡蠣の味が若干変わってしまうところをこだわって、海水からの直だし→空輸しているため、
牡蠣本来の風味を変えることなく、楽しむことができるのです。
その分手間もかかっているので若干、料理の値段も張るのですが、風味をとことん楽しみたい方には持って来いです。
さらに、このお店では、カキを引き立たせてくれるワインの豊富さもウリです。
イタリアやフランスを始めとしたワインも豊富ですが、最近コスパの高いワインとして注目されている第三世界のワイン(南アフリカ、チリなど)も豊富です。
コストを抑えたい…なんて方にはオススメです。
→第三世界のワインとは何?
どのワインも、カキに合うワインとして厳選されています。
実際飲んでみると、こんなにもコスパの高いものがあるのかと、驚きがあるかもしれませんよ!
料理を支える女房役として、少し贅沢にという方でも、少しコストを抑えたいという方にも楽しめるラインナップとなっています。
これだけの内容で、食べログの☆3.34というのは、ちょっと解せません。
むしろ、穴場になっていいのですが...
→メニューや価格はコチラを参照してください(食べログリンク)
場所は代々木の駅から歩いて、JRの東口からは3分、大江戸線の場合は踏切を渡るので、7~10分程度です。
オイスターバーの安全性ってどうなの?
牡蠣を食べるうえで、ちょっと心配のなのが、やっぱりアタルのがちょっと心配???
という方も多いかもしれませんね!
牡蠣のあたるメカニズムと言うのは、普通の食中毒の種類とはちょっと違うのです。
新鮮は絶対条件!!
確かに新鮮であることについては絶対必要条件です。
この点については、オイスターバーでは発注個数をしっかり管理しているので、お店に在庫を残さない分しか発注しない。
というところで、海から上がったばかりのものを食べられるようになっています。
なので、とても新鮮です。
その分、ときどき品切れはありますが、それは発注個数が原因になります。
牡蠣がアタル原因は海水にあった!
牡蠣や貝類が当たる原因のメインは牡蠣自体が毒を持っているのではなく、牡蠣が生きているときに吸い込んでしまう海水の中に含まれる、
細菌類のために引き起こされると考えられています。
そのため24時間殺菌といって、紫外線で殺菌された水槽の中に牡蠣を24時間~48時間住まわせて、無菌化した状態で出荷されます。
なので、オイスターバーであたるというのは起きにくいのです。
おわりに
というわけで、牡蠣が食べれる美味しいお店について紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?
オイスターバーは
・牡蠣が新鮮かつ安心!
・牡蠣の種類が豊富で、いろんな牡蠣が楽しめる
・牡蠣を使った様々な料理が楽しめる。
・お酒も美味しい!!
なので、牡蠣好きの人にはもちろんおススメなのですが、
できれば、生の牡蠣はちょっと苦手なんだよな~という方にもお勧めなので、一度ご賞味されることを強くお勧めします。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。