日本の冬と言えば、やっぱりこたつですよね!
でも、快適なこたつですが、なぜ、眠たくなるのでしょう?
このまま、寝てしまったら、体にどんな異変が起きるのか?
風邪をひくメカニズムと風邪をひかない方法についてまとめました。
こたつで勉強をしている方、要チェックです。
こたつで勉強すると眠くなる原因はなぜ?
では、早速ですが、なぜこたつって長く入っていると眠くなるのでしょう?
こたつに入ると当たり前ですが、足が温まります。
足が暖かくなると体はどうなるか???
血管が太くなってきて、血液がどんどん集まってくるのです。
献血をやられたことがある方はイメージがわきやすいかもしれませんが、
寒い時の献血って、出にくい時にカイロを握って血液を集めますよね。
というわけで、温められた足に大量の血液が温まってくるのです。
血液が一か所に集まるとどうなるか…
これも日常的に経験されたことがあると思います。
ご飯をいっぱい食べるとどうなるか???
ハイ!眠くなりますよね!
これは、消化器官に血液が集まったことによる影響です。
というわけで、足を温めても、頭に血が行かなくなりますよね!!
となると眠くなるわけです。
って頭に血が行かないんじゃ、眠くなるだけでなく、勉強の効果もイマイチになりますので、
気を付けてくださいね^^;
こたつで寝ると風邪をひく理由
こたつ気持ちイイ!!うーん我慢できなくなってきた…Zzzz…
では、こたつで心地よく寝てしまった場合、体にはどんなことが起きるでしょうか???
起きているときは、何かあれば、自分で対処しますよね。
お腹が減れば食べるとか、寒くなれば、何か着るとか、暖房をかけるとか…
寝ているときは、どうするか…
体が勝手に色んな事をやってくれます。(おー便利!!)
この勝手にやってくれる神経の事を「自律神経(じりつしんけい)」と言います。
お布団で寝ているとき、自律神経は暑ければ汗をかいて、体温を下げます。
逆に寒ければ、血管を収縮させて、熱をため込みます。
起きているときも、体温調整とかは勝手にやってくれてはいますが、寝ているときは、
完全にこの神経任せになります。
ある意味、ちょっと無防備ですね。
このまま、こたつで寝ているとどうなるか…
足が暖かいので、これ以上温まると体温が上がっちゃう…と思うと自律神経は汗をかく様に体に命令します。
当たり前ですが、汗をかいても、体温は下がらないですよね…
となると、体はさらに汗をじゃんじゃんかきつづけ、脱水症状になってしまうのです。
さらに、汗をかき続けると、上半身の体温も下がってしまいます。
上半身はこたつに入っていないので、どんどん冷えていきます。
でも、こたつに入っていると足の温度は下がりません。
自律神経は頑張って汗をかかせまくっても効果が上がらないので疲れてしまいます。
こうなってくると、疲れてくると免疫力(風邪菌に対抗する力)が弱くなって、風邪をひきやすくなるのと、
体は乾燥しています。冬に流行る風邪は乾燥が大好きなので、パワーを増します。
というわけで、上半身の冷えも加わって、トリプルで風邪菌の繁栄に貢献することになり、風邪をひいてしまうのです。
風邪ひかないのが不思議になってきてくるくらいですね^^;
気を付けましょう!!
こたつで寝る人向け、風邪をひかない対策は?
では、こたつで寝ないようにするためにはどうすればいいか?
加湿器を!!って甘い甘い^^;
体から出てくる水分は乾燥を潤す程度では全然足りません。
というわけで、方法です。
こたつの温度を低くするか、切ってしまう^^;
って寒いじゃん…
いいんです。
寒くなって、耐えられなくなったら、自律神経が「耐えられ~ん!」と起こしてくれるので…
その時点で、諦めて布団で寝ましょう^^;
いつも、気づくと寝てしまう場合は、自動的に切れるタイマーをセットした方がいいかもしれませんね。
切り忘れもなくなるので、火事防止にも役立ちます。
タイマーがないんだけど…という方は、ファンヒータの熱でこたつを温める「こたつホース」を利用しては如何でしょう?
↓こんなのです↓
だいたいのファンヒータは換気などの安全上、1~3時間で勝手に電源落ちますよね。
こたつの電気代も節約できますしね。
まとめ
こたつはホント心地よくて、ついウトウトしてしまいがちですが、ホント風邪をひくので、
寝てしまわないように気を付けていただき、お勉強に読書に励んでください。
筆者は鍋と熱カンにしようかな…^^;
最後までお読みいただき、ありがとうございました。