国内・海外問わず、楽しい旅行と言えば、やっぱり料理がかかせませんね!!
美味しいものをたくさん食べて満足、満足・・・・と思いきや気づいたらお腹が痛い・・・
これってもしかして食中毒!!
できれば、医者に行かずに治したいけど、放っておいて悪くしてもいけない。
医者に行くおおよその見極めについて超簡単にまとめました。
これから旅行に行く人も、ヤバいかな…と思った方も、要チェックです。
旅行中の突然の腹痛。これって食中毒?症状は?見分け方は?
では、まず食中毒のメカニズムはどうなっているのでしょうか?
体はいつも健康に保たれていますが、体にとって有害なものが、体内に進入した場合、やっつけたり、体外に排出する働きをします。
例えば、
・体の温度を上げて、菌を撃退 → 発熱
・悪いものを口から放出 → 嘔吐
・悪いものを下から放出 → 下痢
というわけで、食中毒は体を守るための自然な働きなんです。
さらに、空気感染する病気と異なり、食中毒を起こす細菌やウィルスは、食べ物から体の中に進入します。
旅行中はツアーに含まれているコースでの食事も多いですよね。
となると、必ずとは言えませんがだいたいの場合、一人だけ食中毒になる可能性は低いと考えられます。
集団食中毒って言葉、聞いたことありますよね。
というか、普通、食中毒は集団で起きるんです。
なので、正確には検査をしないと分かりませんが、自分だけの場合は食中毒ではない可能性が高いですね!
食中毒が疑われる場合の腹痛の対処について
でも、友達も気分が悪そう…とか、
やっぱり吐き気も強いし、悪寒もあるし、自分だけ食中毒になってしまったかも…
という場合はどうすれば良いでしょう?
下手に熱冷ましを飲んだり、下痢止めや吐き気止めを飲んでしまうと、逆効果。
先ほどの話から見ると、菌やウィルスを撃退できなかったり、悪いものを外に出せなかったりして、
体の治癒効果を下げてしまう事になりかねません。
では、どうすればイイのでしょう?
安静と給水!コレにつきます。
安静は言うまでも無いのですが、食中毒時には汗をかいたり、下痢をしたりするので、どうしても脱水状態になります。
そのため、吐き気が強いときは難しいですが、こまめに水分を少しずつ取られた方がイイのです。
目安としては、一時間に一度、100ml程度です。
実際に病院に行ったとしても、軽い食中毒の場合は安静と給水を指示されて終わりです。
食中毒かどうかの検査を行う事もありますが、検査結果が直ぐに出るわけではなく、体調が復帰した頃に、〇〇の菌がありましたよ!
って、事後報告カヨ~!!
ってなるのが、関の山です。
そっか〜 なあんだ!食中毒は病院に行ってもムダなのか〜
って、そんな事はありません。
食中毒の中でも、超悪玉なるものが、存在するのです。
次項では、ヤバイ食中毒の見分け方について説明しますね!
食中毒が疑われる腹痛は病院に行った方がいい?
軽い食中毒であれば、自分の治癒力で何とかなるのですが、ヤバイ食中毒の見極めについて説明します。
・とにかく下痢と嘔吐がひどい場合!
こんな時は無理をせずに病院に行きましょう!
海外の場合、旅行の保険に入ってる時は緊急用の連絡先があるはずなので、ココにご一報を入れる事をお勧めします。
・下痢便に血が混じっている場合(いわゆる血便ですね)
みるからにヤバそうですが、こんなときも病院に駆け込むことをおすすめします。
・呼吸が不安定だったり、意識がもうろうとしている場合。
一刻を争います!!救急車レベルですね!
それ以外でも、自分の体調なので、あまりにもヘンと思ったら、無理をせず、
病院にかかることをおススメします。
まとめ
旅行中の急な食中毒は怖いですが、落ち着いて正しく対処すれば、早めに復帰できることもあるので、
1に休息!、2に吸水!、3に救急!
名付けて「サンキュー^^;」なんちゃって・・・
こちらを徹底していただけたら、大事には至らないと思います。
ホントお大事にしてください。