おとり鮎もいらない。餌もいらない。
長い竿もいらない。
鮎は毛釣りが、お気軽でおすすめです。
初心者でも釣りやすい毛釣りで最も必要なものについて紹介します。
鮎釣りで初心者のための毛針講座
鮎釣りで毛釣りを始める場合、何が一番大事でしょうか?
想像はつくとは思いますが、何といっても1にも2にも毛針が大事です。
では、毛釣りを始めるにあたって、どんな毛針があって、どのようなものなのかについて順に紹介して行きます。
毛針は釣りという意味ではフライでも使用するので、種類的に色々とあるのですが、
鮎を釣るのであれば、鮎用の毛針を絶対に用意して下さい。
そもそも食いにくいというのもありますが、アゴの形状だったり、引っかかり易さだったりするのですが、違う針を使うと、必ずと言っていいほど、バレてしまいます。
フライの毛針と鮎の毛針を比較してみましょう。
フライ用の毛針
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ダイワ(Daiwa) テンカラ毛針セット ウエットソフトH1 07104946 |
鮎の毛針
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鉤 青ライオン 赤角 |
鮎の毛針の特徴としては、返しがないのです。
いきなり、返しって何?と思いますよね!
あったほうが、逃げなくていいような気もしますが、マスやヤマメなどと違ってエサをガブっと食べません。
そっと食べるので、するっとかかる方のが都合がいいのです。
というわけで、鮎の毛針はほかの釣りの毛針と違って独特な形状になっています。
ではつづいて、鮎用の毛針にどのようなものがあるか紹介していきます。
鮎の毛針には王道があって、それぞれ名前が付いています。
釣っている時にも、周りにいる人と頻繁にコミュニケーションで、名前がよく出てきます。
なので、毛針の名前を知っておくと、仲良くなった人から釣れる毛針を教えてもらえたりします。
なので、まずは最初に鮎用の毛針の名前と色について覚えましょう。
時期ごとに釣れる毛針が少しづつ変わってくるので、時期の始めから紹介していきます。
解禁から2週間くらいに良く釣れる毛針
解禁から間もない間は、鮎は赤い色系の毛針を好む傾向があるようです。
名前も、そういったネーミングになっています。
・お染二字
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鈎 お染二字 赤角 |
・赤クマ
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・赤ライオン
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鉤 赤ライオン 赤角 |
どの毛針も赤系の色が少し入ったデザインになっているのが分かると思います。
鮎の解禁間もない間は、こちらの毛針で狙うのがおすすめです。
解禁後2週間たったくらい~4週目くらい
第二シーズン目としては青い系(緑っぽい色)の毛針がよくかかります。
・青ライオン
中期のシーズンにもっともかかる毛針が青ライオンです。
それ以外のシーズンでも、比較的安定した釣果をもたらしてくれます。
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鉤 青ライオン 赤角 |
・五郎中金
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鉤 五郎中金 赤角 |
どちらの針も先っちょの方に緑っぽい色が入っているのが特徴です。
え、こんな少し?とも思うかもしれませんが、鮎の目から見たら大きいハズ...^^;
6月末から7月上旬
毛釣りシーズンの終わりの方によく釣れるのが、新魁(新サキガケ:シンサキとも呼ぶ)
という種類の毛針になります。
中期に比べて、青の率がもっと大きくなってきまね。
・新魁
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ふじしょう鈎本舗 鮎毛鉤 新魁 赤角 |
だいたいのイメージはこんな感じです。
決して、時期が違うと絶対にかからないというわけではないです。
鮎も腹減ってれば、若干色違っても、美味しそうに見えてくるのでしょう^^;
ただし、針の種類とそこにいた鮎の相性がバッチリあうと、気持ちが悪いくらい良く釣れます。
自分だけが釣れていると、周りに申し訳ないくらいです^^;
鮎の成長も早いものからゆっくりのものまで、いろいろとありますし、その時のシーズンの気候によっても大きく違ってきます。
なので、これらの針をどのように使っていくかを考えるのも、鮎の毛釣りの楽しみになります。
鮎の毛釣り用の毛針のまとめ
鮎の毛針について一通り紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?
鮎の毛釣りを行うのに必要な知識としては、とにかく毛針の知識になります。
とは言っても、それほど多いものではないので、一気に覚えてしまいましょう。
あとは、これらの毛針をどのように使って行けば、最大の釣果に繋がるのでしょうか?
そうです。続いては仕掛けでしょうね。
次回はいままでのことを考慮し、毛釣りに最適な仕掛けについて紹介します。
→鮎の仕掛けはコチラになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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