夏のイベントには浴衣がつきものですね!!
七夕祭りや花火大会、盆踊りなど、最初に浴衣をイメージされる方は多いと思います。
でも、洋服がメインの今、着物を着る機会はほとんどありません。
そのため、浴衣を着るのが難しくて、躊躇されている方も多いのではないでしょうか?
インターネットで着方をみてもいまいちよく分からないという方のために、
着付けをがっちりと習わなくても着る方法について説明していきます。
浴衣の着方について。どこで着せてもらう?
このページを見ているあなたは普段着物なんて着ていないですよね。
となると・・・
・ネットで着方を見ても、実際に自分でやると難しい
・着付けを習っている時間はない
・覚えたとしても、普段着ない可能性が高い
ですよね。
となると、時間とお金をかけて覚えたとしても、使わなければ、すぐに忘れてしまいます。
浴衣を着るために一日講習に行って、忘れて・・・
それはもったいない・・・(*´Д`)
だったら、無理に覚えない(^^;)
という手もありますね!!
一番手っ取り早いのは、
「 着せることができる人に着せてもらう 」
ではないでしょうか。
今は浴衣を売る側もその辺を理解していて、多くのお店では、
「 購入した浴衣の着付けサービス 」
を展開しています。
なので、購入時にお店に相談されてはいかがでしょうか?
日程も伝えておけば、スムースに行えるはずです。
なお、浴衣を買ったとしても、浴衣の収納をする十分な場所がない。とか
洗いはどうすればいいのか???とか
あるいはこっちのほうが結構面倒・・・という場合もあると思います。
それこそ、いっそのこと、浴衣をレンタルしてしまい、着せてもらう手もありますよね。
ご検討されてみては如何でしょうか。
すでに持っている浴衣の着方が難しい。簡単に着る方法はないか?
購入時に浴衣を着せてくれるのは前述したとおりですが、
すでに、気に入った浴衣がある場合はどうしたらいいでしょうか?
この場合、一番手っ取り早いのは、美容院です。
美容院では頭のセットと一緒に着付けをやってくれるところが多いです。
割とローカルな美容室でもやってくれるところが多いので、近所の美容室に聞いてみてはいかがでしょう。
見つからない場合は、タウンページやiタウンページで「着付」を検索してみてください。
きっと「○○美容室」が出てくるはずです。
頭のセットとセットになっているのもあれば、最近は着付けだけのものもあるので、
状況に応じて、予約時に確認されることをおすすめします。
ほかにも、着付け教室をやっているところでも、有料で受けてくれるところもあるそうです。
近くに着付け教室がある場合は、こちらも検討されてはいかがでしょう?
浴衣の着方の裏技。初心者でも簡単に一人で着られる方法があった!
いろいろなところで、着つけてくれるのは分かりましたネ!
でも、予約云々がめんどくさいし、何も習わずに、何とか自分で簡単に着る方法があったらなぁ~と思いませんか?
あるんです。そんな夢のような方法が・・・
浴衣を着るのにどこが一番面倒ですか?
やっぱり帯ですよね。
それ以外は、下着を着てゆかた本体をはおるだけですものね!
ま、右側を前に出すとか和服の最低限のマナーはありますが(^^;)
もしもこの帯が紐を結ぶように結べたら・・・
最初からリボン結びができていたら簡単なのに・・・
と、思いますよね!
この、帯に紐がついたものを「平帯」といい、
リボン結びが初めから出来上がっていて、帯にくっつけるだけの帯を「結び帯(作り帯)」といいます。
この方法があれば、もう、超簡単です。
・最初に浴衣をはおって、平帯を使って浴衣がはだけないように縛ります。
・次に結んだ紐の部分を帯の下に隠します。
・身体の前でも側面でも、すでにリボン結びの形ができた作り帯をクリップで結び帯の上に取り付けます。
・あとは、鏡を見ながら後ろに作り帯をスライドさせて終了です。
ちょっと反則のような感じもしますが、りっぱな着方です(^^;)
結び方や帯の種類ももいろんなものがありますので、見てみてはいかがでしょう。
もう一つの方法としては「兵児帯」を使う方法があります。
何??と思われる方も多いと思いますが、まずよみかたは、へこおびと呼びます。
この帯は一般の着物に使われている「角帯」とことなり、生地がくしゅくしゅしています。
そのため、半分に折って、女子はおなか、男子は腰のところを1回から1回半巻きます。
その後、おなかの前で、リボン結び(ちょうちょ結び)をしてから、後ろにスライドさせます。
以上で完了です。
昔、洋服ではなく、着物が一般的だったころにさっと巻ける帯だったので、非常によく使われていました。
なので、正装のときは「角帯」、カジュアルなときは「兵児帯」という感じで使い分けられていました。
時代劇などを見ると、こどもの着物を巻いているのはほとんどが、このタイプなのがわかると思います。
大人用を兵児帯と呼び、子ども用はもう少し短いので、「三尺帯」と呼ばれていました。
一尺が33cmだから、三尺は約1m。子供だったら、長さはそれで十分ですね。
まとめ
いかがでしたか?
浴衣を着る方法は結構いろいろあって、意外とどうにでもなるということが分かっていただけたと思います。
今年の夏は浴衣を着せてもらうもし、結び帯や兵児帯もあります。
ご自分に合った方法で、浴衣を着こなして、夏のイベントを満喫されてみてはいかがでしょうか?