最近は毎年、節分になるとコンビニに恵方巻が並びますね。
縁起物の様ですが、どのように食べるといいことがあるのかご存知ですか?
願いがかなう食べ方や由来について超簡単にまとめました。
今年はお願い事を叶えたいあなた、要チェックです。
目次
恵方巻の食べ方のルールは?
恵方巻(えほうまき)を食べてお願い事を叶えるためには、ただ食べるだけではだめで、
正しい方法で食べる必要があります。
ではどのようなルールがあるのでしょうか?
1.正しい方角を向いて食べる。
恵方巻と言う名前からもわかるように、恵みの方角の巻き寿司です。
この方角には歳徳神様(としとくじんさま)という神様がおられます。
お正月は歳神様(としがみさま)をお迎えしますが、節分は陰陽道の方の神様になります。
いわば二十四節気の方の一年の始まりですね。(明治時代には廃止されてしまったのですが...)
さらにこの方角は毎年変わるのです。
2018年の節分は「南南東のやや南」という、かなり細かい方角を向いて食べる必要があります。
ちょっとわかりにくいので、真北を0時とした時計として表すと、長針は25分~27分の間になります。(南は30分ですね。)
2.お願いを念じながら黙って食べる
巻きずしには幸福や運気が一杯詰まっています。集中して、お願いを念じている間は無言で食べましょう。
一気に食べるのが正しいという意見もありますが、無理に詰め込んでのどに詰まっては元も子もありません。
ありがたい幸福の食べ物です。辛い顔をして食べてはいけませんよね。
自分のペースでゆっくりじっくりと運気を噛み締めて美味しくいただきましょう。
一本が辛い場合は、お祈りが終われば口から離していいと言われていますので、お子さんでも安心してくださいね。
あとは、お水を飲んでも構いません。ゆっくり食べましょう。
というわけで、注意は2つだけなので、せっかくですから正しくいただきましょう。
恵方巻を節分になぜ食べるのか?
関東の方は特に思うでしょうが、昔から恵方巻ってなかったですよね。
そもそも、なんで節分に恵方巻を食べるようになったのでしょう。
正直なところ、はっきりとした由来はよくわかっていません^^;
1.大阪の商人説
有力な説としては、江戸時代の終わりごろに大阪の商人が商売繁盛と厄払いの意味もあって節分に恵方巻を食べるようになったという言い伝えがあります。
節分とは昔からめでたい日で、立春、立夏、立秋、立冬の4回あります。
その中でも、一年の始まりは立春が始まりとされていて、
この日が一年で一番良い日となっていたため、恵方巻を食べる様になったとのことです。
2.豊臣秀吉の戦勝祈願説
他にも豊臣秀吉の時代に戦勝を祈願して食べたという説もあります。
でも、その時代は今のような海苔は存在していません^^;
そのため、食べたとしても今の海苔巻きとはちょっと違ったものだったと思われます。
今のような海苔ができたのは江戸時代の中期で、この時発達した紙すきの技術が使われているんです。
なので、意外と恵方巻の歴史は結構浅いんです。
全国に広まったのも1998年(平成10年)にセブンイレブンが全国展開したところ、一気に広まったのです。
ある意味、マーケティング戦略ですね!
恵方巻の食べる時の願い事は何を何個まで?
恵方巻を食べるのであれば、お願い事をして叶ったらいいですよね。
では何個の事柄で何をお祈りすればよいでしょう?
これについては数に制限があるわけではなく、何個でもいいですし、何をお祈りしてもよいです。
もちろん、叶えたいことが今すぐあるのであれば、それをお祈りすればいいのですが、ない場合はどうするか...
無理に探さなくても、健康を願うことや、家族の幸せだったりはいかがでしょうか?
願い事に迷うようであれば、一年を無事に健康に過ごせるようにお願いするといいでしょう。
恵方巻の食べ方のまとめ
恵方巻の正しい食べ方のイメージはつかめましたでしょうか?
それほど、厳しい決まりごとがあるわけではないので、方角をチェックして、
おいしい海苔巻きを、家族の幸せを考えながらいただきましょう。
きっとこれから始まる一年がいい年になると思います。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
尚、方角について興味がある方は、コチラの記事もご参照ください。