新しいことをはじめると、最初に用語で戸惑いますよね。
スノボ初心者の場合、最初に???と思うのが、板をレンタルするときに係員からの問いかけで、
「利き手が右なので、レギュラーでいいですか?」
ヘッ?何のこと、これって重要なの?これを間違えると何が起きるのか?と思ってしまいますよね。
でもこれって超大事なのです!
これをなんとなく済ませてしまって、なかなかうまく滑れない人もいるんです。
というわけで、スノボのレギュラーとは何かについてまとめました。
スノーボード初心者の方、要チェックです。
目次
スノーボードでレギュラーとは何?
では早速レギュラーとは何かについて説明します。
スキーと違ってスノーボードは横に移動する滑る乗り物です。
なので、左側を前にするか、右側を前にするかを決める必要があるのです。
(なぜ?と思う方は上の目次から3章をクリックして見てください。)
左側を前にするのをレギュラースタンス、右側を前にするのをグーフィースタンスといいます。
レギュラースタンスの場合はスノボの板に左側の足を若干前向きで後ろの足を板に直角、もしくは若干左前向きにセットします。グーフィーの場合はその逆です。
上の写真では前を滑っている黄色のウエアの人がグーフィーで後ろの水色のウエアの人がレギュラーです。
レギュラースタンスにした場合は、基本スノボを足につけている状態では左足は必ず板についた状態になります。
リフトに乗るときも、歩いたりするときも、左足は常に板に固定、右足を板から外して歩きます。
さらに左足には足の固定に加え、足が外れても、板だけが勝手に斜面に下っていかないように「リーシュコード」と呼ばれる流れ止めを取り付けます。
こういうコード↓を使って、スノーボードの板と靴(または足)を固定します。
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というわけで、スノーボードレンタルのレンタル場所だったり、スノーボードの購入場所では
「レギュラーにする?グーフィーにする?」と聞きたいわけです。
まずは用語についてイメージがつきましたでしょうか?
スノーボードでレギュラーかグーフィーの見分け方は?
続いて、自分がレギュラーなのかグーフィーなのかどちらなのかを見分けるにはどうすればいいでしょう?
これを間違えると、違和感を感じてとても滑りにくいのですが、
まだ、滑ったことがなければ、分からないですよね!
というわけで、日常生活の中でレギュラーかグーフィーを見分ける方法について説明します。
どれもが、必ずしも当てはまるわけでないので、いくつか紹介しますね。
右利き OR 左利き?
まずはオーソドックスに右利きの人はレギュラー、左利きの人はグーフィーの人が多いです。
利き目で判断
1~2mくらい前の目印をジッと見ます。左手の親指と人差し指で丸を作って、目印の真ん中にくるようにしてください。
この状態で片目を閉じます。
丸の中に目印が収まっていたほうが自分の利き目になります。
右目の人はレギュラー、左目の人はグーフィーの人が多いです。
踏み出しの足で判断
後ろから押してもらったとき、どっちの足が前に出るかで判断する方法があります。
右足が出た人はレギュラー、左足が出た人はグーフィーの人が多いです。
ボールを蹴って判断
石でもいいです。無意識に蹴ってみて、どっちの足で蹴るかで判断できます。
右足で蹴った人はレギュラー、左足で蹴った人はグーフィーの人が多いです。
クラウチングスタートの形をとって判断
外でやるのは勇気がいりますが、クラウチングスタートの形をとってみてください。
このとき、右足が後ろになった場合はレギュラー、左足が後ろになった場合はグーフィーの人が多いです。
スケボーやサーフィンを経験したことある人向け
そのまんまです。左を前にして滑るのが心地がいい人はレギュラー、
右を前にして滑るのが心地がいい人はグーフィーになります。
両方滑って決める
とりあえず、右利きの方はレギュラー、左利きの人はグーフィーで滑ってみます。
前と後ろのターンがなんとなくできたぐらいの段階で反対に滑ってみてしっくり来るほうで決める方法です。
もし違っていた場合は、10倍楽に回れます。
いろいろな判断方法がありますが、この中のどれかで定まると思います。
スノーボードで右前と左前を決める理由は
スノボの初心者の方だと、進む方向を固定するのではなく、板に足を直角に固定して、
ずっとかかとで立って、左に進んだり、右に進んだりすればいいんじゃないの?
と思う方もいるかもしれませんね。
その方が、ターンも片方だけできれば済むし、簡単なのでは?という感じで...
でも、これは板を履いてなくても分かるのですが、かかとで立ってみてください。
そのままずっと立っていると...
当たり前ですが、超疲れます。
続いて、かかとに乗った後、つま先に乗って、かかとに乗ってとすると、
それほど疲れませんよね。
スノーボードを滑るのも同じです。
片方だけのエッジで左右と滑っていると、バランスも不安定で、しかも、超疲れるのです。
というわけで、最終的には「方向を決めた方が疲れないから」が理由になります。
スノーボードのレギュラーとグーフィーのまとめ
スノーボードのレギュラーとグーフィーについて説明してきましたが、イメージは沸きましたでしょうか?
最初に悩む以外でも、滑っていて違和感を感じてくることもあります。
こんなに練習しても、なかなかうまくならないな...できる気がしない...
そのときは、レギュラーだと思っていてもグーフィーを、グーフィーだと思っていてもレギュラーを試してみてください。
最終的には滑って確かめるのが一番です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次はいよいよスノボの練習ですね!
練習方法についてはコチラの記事をどうぞ
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