スキー・スノボ

スノボで逆エッジでコケないコツは?原因は?平地でも起きる?

投稿日:2018-02-25 更新日:

スノーボードを練習するとき、最初は木の葉の様にゆらゆら降りてくるので、
あまり転ぶ...という感覚は少ないのですが、
これが、ターンを始める頃に訪れる雪面の恐怖こと、「逆エッジ!」
逆エッジになると、転ぶ!なんてかわいいもんじゃないですね!
訳も分からず吹っ飛ばされます!
逆エッジにならないコツと練習方法についてまとめました。
逆エッジが怖い方、要チェックです。

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スノボで逆エッジにならないコツは?

ではスノボで逆エッジにならないようにするにはどうすればいいでしょう?

まず、典型的な逆エッジを見てみましょう。

かかと(リヤ)に乗っているときの逆エッジ

かかと(リア)側のエッジに乗っている時に、こらえられなくて、
つま先(フロント)のエッジをついてしまった瞬間に逆エッジで飛ばされてしまっています。

続いて前に(フロント)に回ろうとした時の逆エッジです。

イイ感じでフロントに曲がり切れるかな?と思った瞬間、つま先が耐えきれなくなって、
逆エッジになってしまったケースです。

どちらも、片方のエッジずっと乗っていられれば、このような不幸な状況にはならなかったと思います^^;

コツとしてはちょっとしんどいのですが、膝を落として重心を落とします。
この状態でつま先を上げたり、かかとを上げたりします。

部屋でも練習できます。
何かに捕まった状態で、つま先なりかかとに乗ったまま、膝を曲げながら上下してください。
恐らく、つま先側の方が楽にできると思います。
かかとはちょっとしんどいですね。

静止する必要はありません。上下する練習でOKです。
それと、頭を起こした状態で行ってください。

体を倒さずに膝の曲げ伸ばしで、この姿勢がとれるようになると、逆エッジになりにくくなります。

初心者のうちは、膝が曲がらず、お尻がうしろに突き出た状態(でっちり)になってしまうので、
逆エッジになりやすいのです。

膝でショックを吸収したり、エッジの角度を調整できるようになると、
普通にすべるだけであれば、逆エッジになることは殆どなくなります。
(もちろんジャンプしたり、回転したときは別ですが...^^;)

それと、この頃は逆エッジで転ぶとホント痛いので、お尻や膝のプロテクターはバッチリ当てて、
ゲレンデに向かってください。

スノボで逆エッジになる原因は?

スノボで逆エッジとは一体どういう状態なのでしょう?

物理的な原因はじゅうたんと下敷きで再現ができます。

ざらざらしたじゅうたんの上で、下敷きを片方をじゅうたんにあて、
もう片方をもって手前に引っ張ってみてください。
スムースに手前に引っ張れると思います。

つぎにこの下敷きを前に押してください。
ギイギイとひっかかって押しにくいですよね。
この引っかかった感じが逆エッジの状態です。

このざらざらしたじゅうたんを斜面と思ってください。
手が重力で下敷きがスノーボードに置き換えられますね。

常に斜面に対して下敷きを引いている様に滑ることができれば、逆エッジにはなりません。

というわけで、実際のスノボに置き換えてみましょう。
逆エッジになるときのメカニズムとして、初心者の逆エッジと
ちょっと滑れるようになったときの2種類が主です。

【初心者のウチの逆エッジ】

でも始めのうちは速度が出ると怖いので、腰が引ける
    ↓
できるだけ斜面から体を避けようとするので、膝が延び突っ張ってしまう。腰もひける
    ↓
体が腰を中心に九の字の状態になってしまう。
    ↓
結果としてエッジの角度が弱くなり、Gに耐えきれずに逆エッジになってしまう。

この場合は膝を曲げてエッジを立てる練習をすると、Gがかかってもこらえられるので、逆エッジになりにくくなる。

【ターンができかけの時の逆エッジ】

斜面に対して水平に滑っているところからターンのスタート
    ↓
速度が遅いうちは斜面の真下を見た後で、ターンができる。
    ↓
でも速度が出てくると、斜面の真下を見たときに怖くなって後ろの足に乗ってしまう。(後傾)
    ↓
こうなると、いつまでも斜面に対して水平に滑れず、加速してしまう。
    ↓
斜面に対して水平になる前に気合で曲がろうとして反対側のエッジを立ててしまい、逆エッジになってしまう

この場合は斜面の角度やスピードに体がついてきてないので、一旦、ターンをやめる。
もしくは一度、きっちりと速度を落としてから、丁寧にターンする。

という方法で対処してください。

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スノボは平地でも逆エッジになるの?

今までは、急な斜面で逆エッジになるケースについて説明しました。
でも、スノボは気を抜くと、なんでもない平地でも逆エッジで転んでしまうことがあるのです。

上手な人でも、これでコケてる人、結構います。

平地を滑るときに、スノーボードは真っすぐでも、横を向いても滑る事ができますよね。

でも平地で滑る場合、板の角度が浅いので、ちょっとした斜面のコブコブがあると、
このコブに反対側のエッジ(いわゆる逆エッジ)がひっかかってベシャっと転んだりします。

急な斜面を滑り降りてきて、一安心。
板を斜面に垂直にして、下にいる友達に「ヨシ降りれた!」と手を振った瞬間、
転んでしまうのも、このケースです。

笑い事ではありません(/ω\)ホント誰にでも起きるので、注意です。

平地ほど、逆エッジの罠が潜んでいることも忘れないでください。

平地はできるだけ、進行方向に板を向けて進むことをおススメします。

スノーボードで逆エッジにならないコツのまとめ

スノーボードで逆エッジにならないコツについて主に3つのケースを挙げてきましたがいかがでしたでしょうか?

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急な斜面なだけならまだしも、なんでもない平地でも逆エッジで転んでしまうので、要注意です。
なので、スノーボードには膝やお尻のパッドと頭のニットは必須です。
転ぶ時には頭をかばって、できるだけ雪面にぶつけない様にかばってくださいね。!
尚、急な斜面になると、転んでしまうあなたはこちらの記事をご参照ください。
→急斜面でも止まれるようになるコツ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
→スノボ初心者講座はコチラから

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