台風の後ってカラって晴れるイメージないですか?
何でカラっと晴れるのか?
カラっと晴れた後って、飛行機は揺れるのか?
晴れないケースってどんなとき?についてまとめました。
興味のある方、要チェックです。
台風の後 晴れることが多いのはなぜ?
台風の後って、確かに晴れる事って多く感じますよね!
これって気のせいではないのです。確かに多いです。
そのため、カラっと晴れることを「台風一過」とよく言いますね。
この比喩は天気の世界だけでなく、一般的にも使います。
例えば、グズグズしていた揉め事がスッキリ解決することも、「台風一過」と呼びます。
ではなぜ晴れるのか?
まず、台風の進むルートってどうやって決まるのでしょう?
発生するのはフィリピンとかの南太平洋上ですね。
ここから、台風は高気圧の周りを移動する修正があります。
この時期には太平洋高気圧が発達しています。
そのため、この周りをクルっと回って日本にやってくるのです。
さらに台風は湿った空気をどんどんと取り込んでエネルギーにしています。
そのため、いわば湿った空気の掃除機の様になっているんです。
そのため、湿った空気は台風が吸い込んで持って行ってしまうのと、
行ってしまった後は乾いた空気と太平洋高気圧が残り、さらに張り出してくるので、カラッとした晴れになることが多いのです。
台風の後の飛行機って揺れるの
ちょっと雨が降っただけでも、飛行機はよく揺れますよね。
飛行機で酔っぱらうとホント気持ちが悪いです(@_@)
さすがに台風の間は飛行機は飛べませんが、こんなにすごいパワーの台風の後、
さぞかし飛行機は揺れるんだろう...大丈夫なのか???
と思いますよね!
台風を追っかけて飛んでいくような飛行機の場合はちょっと不安ですよね。
でも、大丈夫です。
台風が行ってしまった後は、普通の低気圧と違い、きれいに太平洋高気圧だけが残ります。
そのため、気圧は安定しやすいです。
というわけで、殆ど揺れないことが多いです。
安心して飛行機に乗っていきましょう!
台風の後の天気が良くならないケースは?
台風の後は基本的にカラっと晴れることが多いのですが、台風が過ぎてもカラっと晴れない残念なケースもあるので、がっかりする前に紹介しておきます^^;
台風は完全に北海道の上にスッキリ抜けてしまえば、晴れは間違いなし。
正に台風一過なのですが、天気予報でおなじみのあのフレーズで、
「台風は〇〇日未明に温帯低気圧に変わる予定」です。
この温帯低気圧、台風から風速が落ちて、ただ勢力が弱くなるだけなのか???
と思われがちですが、全然違います(*´Д`)
もう一つ、熱帯低気圧というのもありますが、コチラは台風の風速が落ちた版です。
熱帯低気圧と温帯低気圧、何がそんなに違うのでしょう???
温帯低気圧は台風に乗ってやってくる南の暖かい空気とシベリアの方からの冷たい空気がぶつかって、前線を作ってしまうことがあるのです。
前線というのは、結構停滞しますよね。
有名なのは梅雨前線とか秋雨前線などの前線ですよね。
これが日本の上に乗っかってると、いつも雨ですよね。
台風の後も、運悪くこの前線が日本列島の上に残ってしまった場合は、グズグズの雨が残ってしまいます。
なので、結構台風が日本の北部で温帯低気圧になった場合はいいのですが、
上陸するかしないかの太平洋上で温帯低気圧化した場合はサイアク・・・(*´Д`)
当然、飛行機も揺れます(/o\)
というわけです^^;
台風の後に晴れることが多い理由のまとめ
台風の後に晴れることが多い理由ですが、なんとなくイメージがつきましたかね!
殆どの場合は乾燥したスッキリした青空になりますが、たまーに、温帯低気圧化が早いとグズグズの荒れ模様の天気となるわけです。
というわけで、雑学的な話になってしまいましたが、参考になれば、幸いです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。