夏の暑い時期になると時々ある、「ゲリラ豪雨!!」ホントムカつきますよね。
ちょっと前まで、晴れていたはずだったおに、きづけば辺りは真っ暗!!
暗くなったかと思ったら、突然、叩きつけるような大粒の雨!!
ちょっと待てば止むのは何となくわかるケド、道の真ん中で降られてしまった場合、
屋根があるところにたどり着く前にもうびしょ濡れ…
このゲリラ豪雨!完全にとまではいかないまでも、ある程度予測できたらいいと思いませんか?
ゲリラ豪雨の予兆・前兆となる理由についてまとめました。
突然くるゲリラ豪雨!!前兆はあるの?理由は?
最近特に増えた感じがするゲリラ豪雨ですが、一番の原因としてはヒートアイランド現象だと言われています。
ヒートアイランド現象!!とな何か?
ヒートですから、英語のHEAT(熱い)とアイランド(言うまでもなく島ですね)
直訳して「熱い島」ですね!
近年アスファルトに高層ビルが立ち並んだ結果、都市部では日が強く当たっている部分が非常に熱くなっています。
サーモグラフィーという温度が高くなったところが赤く表示されるスコープで上から見ると、ちょうど、
熱くなっている部分が島の様に浮き出てくるんです。
図はにゃんこのサーモグラフィーです。
では熱い島があると、なぜ、ゲリラ豪雨になるかですが…
熱気球ってありますよね!
熱気球の原理ですが、空気を温めると、空気が膨張して軽くなるんです。
軽くなるとどうなるか?
浮きますよね!!
そうなんです。温まった空気は上に上がっていくんです。
急激に温められれば、急激に上がっていくんです。
気流が上に上がっていくことを上昇気流と言います。
ところで、夏の空気ってなんかジメジメしてませんか?
これはご存じの通り、空気の中に水分が沢山入っているからです。多湿とも言いますね。
多湿の空気が温められ、上に一気に上がったら何が起きるか…?
そう、水蒸気が集まって、雲ができるのです。
一気に雲ができるともくもくとした入道雲になりますね!
ゲリラが来る一歩手前です。
さらに、温まった空気が上に上がると、雲の中の水蒸気はくっつきあい、どんどん重たくなってくるのです。
で、重たくなった結果、周りの空気よりも重たくなった時…
雨となって、どばぁ~~!!と降ってくるのです。
なので、この原理を利用して、先回りして起きていることを感じることができれば、
ある程度は、ゲリラ豪雨が予想できるわけです。
ゲリラ豪雨で濡れたくない。予想はどうするの?
では、ゲリラ豪雨の原理がだいたい分かって来たところで、前兆のポイントを具体的に説明しましょう。
1.7月下旬から8月下旬はいつでもヤバい。
日程的に、この期間はかなり暑くて、かなりジメジメしているため、入道雲が発達する可能性が高いです。
会社や学校には置き傘必須ですね!!(でも、この傘よく盗まれるんだ…(*_*;)
2.天気予報で、「大気の状態が不安定なのでお気を付け下さい…」と言っていた場合。
このような、状態は大気中の空気が上がったり、下がったりが激しいということです。
なので、局地的に温度が上がれば、すぐにヤバい雲が出来上がってしまいます。
ヤバい雲が出来上がれば…ゲリラ到来です!!
対照的なのが、「天気は西から下り坂…」ですね。
こういうのは、徐々に大気の流れによって、徐々に雲が押し流されているような状態ですね。
この状態ではゲリラ豪雨は起きにくいです。
3.暑いはずなのに、突然妙に冷たい風がふき始める。
暑い時の風って、肌に感じるときにもわっとすると思います。
これが、風が心地よい…になったら危険です。
心地の良い秋の風と一緒にしてはいけません。
温められた空気が上に上がった場合、上空にある冷たい空気は逆に降りてきます。
このことを一般的には対流とか言ったりしますよね。
この風が心地よく感じるのです。
4.雷の光や音が聞こえてきたら、かなり危険!!
暖かい空気が上に上がって、冷たい空気が下がってくる状態のとき、
空気もすれ違うと摩擦が起きます。
摩擦が起きると昔、静電気が起きるってありましたよね。
アクリルの下敷きをわきの下でゴシゴシやると髪の毛が浮く…じゃないですが…
空気の場合は少々規模も違うので、一気にこすれると大きな電気になり、雷が発生します。
ここまで来たら、外出してはいけません。
5.辺りが暗い雲で包まれてきた。
もう、数分でゲリラに見舞われる可能性が高いです。
ポツポツを感じてしまったら最後、10秒~20秒程度でドバっと来ます。
屋根があるところに何とか逃げ込んでください。
近くにコンビニがあれば、傘を買うしかないですね。
完全には予想できないゲリラ豪雨、おススメの備えは何?
そうは言っても、ちょっとしたタイミングで合ってしまうゲリラ豪雨です。
傘は折り畳みを持てば、若干は防げるかもしれませんが、意外とつらいのが足元です。
完全防水の靴であれば、まだいいのですが、夏だと暑くて通気性のいいものを履いているかもしれません。
そんなときにゲリラ豪雨に合ってしまうと、あっという間にびしょびしょになってしまいます。
そんなときに、おススメなのが、吸水速乾素材の靴下です。
水を吸ってすぐに乾く特性がるので、靴が濡れていても、足がさらさらで心地よい履き心地です。
たいしてかさばらないので、濡れた靴下を入れる用のビニール袋に入れて持ち歩いては如何でしょうか?
足が冷えると風邪もひきやすいので、おススメです。
まとめ
ゲリラ豪雨の原因と予想方法如何でしたでしょうか?
早めに気づいて備えをしておけば、被害を最小限に抑えることができます。
ほんのちょっとのタイミングでずぶ濡れになってしまうので、ほんとお気を付けください。
なお、ヤバいな…
と思ったら、できるだけ河川の近くやマンホールは危険なので離れてください。
本記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。