高速道路の出口がどん詰まりの時に、路肩にズラっと並んでいることありますよね。
でも本来、路肩や路側帯を走るのってNGなはず。
でも、みんなでズラっとならんだら、逮捕しようがない?
うーむ、ますます意味不明ですね。
というわけで、渋滞時に路側帯に並ぶことがアリなのかどうかについてまとめてみました。
気になる方、要チェックです。
高速道路の出口渋滞で路肩に並ぶと捕まる?
高速道路の路側帯ですが、正式には路側帯という名前はなく、「車道外側線」と「道路端」の間の区域です。
この名称を聞くとますます走ってはいけなさそうですよね。
よく、運転免許証の試験問題でおなじみの、「高速道路の出口が渋滞していたので、路側帯を通って出口に出た」
という問題はまぎれもなく×が正解です。
でも、出口が料金所から本線までずーっと渋滞していた場合、本線に並ぶのはどうなのか?
「本線はいかなる理由でも駐停車禁止」なので、そもそもNGです。
しかも、それだけではありません。
周りは100km近い速度で車がビュンビュン走っています。
となれば、そもそも、いつカマを掘られるか恐怖ですよね。
だったら、本線からそれたところで、本線よりはカマ掘られにくい路肩に...
という気持ちが分からないでもないですが、ホントのところ、どっちなんでしょう?
そこで、この路肩の目的について考えてみましょう。
この路肩はもしもの事故や天災の時に緊急車両が通過するエリアになります。
なので、自分の車両が緊急の状態の時しかこの路肩に入ることができません。
なので、渋滞のときでも、緊急車両が走れない状態になってしまうのは、よろしい状況ではないのです。
もし渋滞が事故渋滞の場合、路肩ふさがっていたら、事故処理が終わらず、永遠に車は流れないですものね。
人身事故の場合は救急車の到着が遅れて、尊い命が奪われる可能性もあります。
というわけで、正解は
「路肩に並ぶことも、本線に並ぶこともNG。出れなければ、出ることができるインターチェンジまで走り続けなければならない。」
となってしまいます。
高速道路では時々ICの工事や事故により出入口が閉鎖になったりすることありますよね。
その状態と同じになる訳です。
出入口閉鎖になったら、走り続けるしかないですものね。
でも、それって、困るじゃん...高速、降りれないし...
という話もあるかもしれません。
この辺は、道路交通の掲示板でも、永遠の議論になっています。
メインはパーキングに入るところの渋滞ですが、話は高速の出口にも波及しています。
→道路交通掲示板「高速道路の路肩は走行禁止」
そもそも、道路交通法というのは個人の目的のためにだけ、存在してはいないのです。
高速道路を走る車すべてが安全に運行されるように法整備されています。
なので、厳密な正解はそうなります。
ん~知らなきゃよかった...私もですが...( ゚Д゚)
高速道路の出口の割り込みは許せない?
というわけで、渋滞時に路肩を走行するのは、流れていても、前に続いてトロトロに走ってもNGと言うことでした。
でもそうなると、車が走っていいのは本線だけになりますよね。
出口渋滞になっていたから、前の車の後ろに並んだら、そこが路肩だった...
でだらだら前の車に続いて進んで行ってインターチェンジの点線のところで、本線から車が割り込んできた!
これってムカつく!と思いますが、自分が路肩にいたとすると、正規のルートは本線だから、むしろ優先は割り込んできた側...
じゃぁ怒れねーじゃん...(@_@)
ま、危険な入り方をして来れば、それは悪いでしょうが、ちょっと腑に落ちませんね...
混んでる高速、嫌ですね...
高速道路の出口渋滞の対処は?
というわけで、高速道路の出口の渋滞の対処としては、出口が渋滞しているといるインターチェンジを避けて、
前後のインターで降りるしかなさそうです。
となると電光掲示板だったり、ハイウェイラジオが頼りですが、これもタイミングが合うところになかったり、
すること多いですよね。
というわけで、電光掲示板やハイウェイラジオ以外に渋滞を確認できる方法をシェアしておきます。
但し、運転中には電話やスマホは使用できないので、パーキングに停止している時や、同乗者がいる場合に限られますが...
・ハイウェイテレホン
→ハイウェイテレホンの電話番号
電話で渋滞情報を24時間テープで教えてくれる情報局。5分おきに更新されています。
・目で見るハイウェイテレホン
→目で見るハイウェイテレホンのリンク
インターネットで見られる交通情報です。
高速道路の出口渋滞のまとめ
高速道路の出口渋滞について紹介してきましたが、結果的に、路側帯に並ぶのは道路交通法違反です。
数が多いから黙認されているのかは不明ですが、いつ、体制が変わって怒られるかは分かりません。
なので、なるべく渋滞に合わない様に時間を上手く使って、出口渋滞に合わない様に工夫されることをおススメします。
ちなみに、渋滞の時の車線変更が苦手な方は、こちらの記事をご参照ください。
→高速渋滞時の合流が苦手な場合はどうすればいい?
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。