乾燥してくると、イヤなのが、車に乗ったり降りたりする時のバチッ!!という静電気ですよね。
この静電気を何とか取れないものか?
対策についてまとめました。
よくバチッとなる人は要チェックです。
静電気対策で車の場合、グッズは必要?
静電気の事が分かってしまえば、必ずしもグッズが必要という事が分かるだけでなく、
グッズの間違った使い方もなくなると思います。
なので、静電気の発生するメカニズムについて確認しましょう!
何で静電気が起きるのでしょうか?
ズバリ、静電気の発生する原因は「摩擦」です。
摩擦で静電気が起きることはおなじみですよね!子供のころ下敷きをガシガシこすって頭に近づけると、
ふわーっと髪の毛が下敷きにくっつく遊びをしたことがありますよね。
弱い静電気ではこのくらいで済みますが、だんだん大きくなってくると、
服を脱ぐときにバチバチ音が鳴ったりしますよね。
これも服とその下の服の間で摩擦が起きているためです。
さらにこれが空気間の摩擦が起きると、もっと規模が大きいですが、
雷となります。
これが放電するときといったら、バチッ!程度では済まされませんが...
ピカッ!!ゴロゴロゴロとすごい爆音になります^^;
全て原理は同じなのですが、下敷きが電気を溜めている様に、服が電気を溜めたり、
雲が電気を溜めたりしたものが、急にどっかに電気が流れるときに起きるのが静電気です。
この急にというのが大事で、急な度合いが強いほど強い静電気になります。
こんな静電気いらね~!そんなもん起きなければいいのに…
と思う方もいるかもしれませんが、スマホの操作も静電気を使って動かしているので、
静電気も使い方によっては便利なものです。
なので、車の乗り降りも原理と対処を覚えて、いやなバチッにならないようにしましょう!!
車に乗るときの静電気対策。アースの意味と取り方は?
よく洗濯機の取扱説明書には、アースをとってくださいとか書いてありますが、
このアースって何?と思いますよね!!
このアース。英語で書くとearthって地球ですよね!!
この地球が示すものは地面。グランドとかも言うことがありますよね。
電気は最終的には地面に流れる性質があります。
ちょっと待った!!って雷っていきなり地面に落ちてるのを見たことない!!
ビルの棒に落ちてるじゃん!!と思うかもしれませんね。
確かに。
電気は流れやすいところに流れる性質があります。
なので、ビルの棒はあえて電気が流れやすいように、地面から電気が流れやすい線を棒につないでいます。
ビルはへんなところに雷が落ちてしまうと逆に困るので、わざと地面に電気が流れやすいように棒を出して、
雷が落ちやすくなっています。逆にここに落ちると、地面に安全に流れるので、ビルは安全に守られます。
ビルが雷を避けられるように作った棒なので、「避雷針」(ひらいしん)と呼びます。
で、雷は分かったので、車はどうするの??ってすみません。話がそれました。
とはいっても原理は同じなのです。
車に乗るときにバチっとなるのは、服などがこすれあって、体に電気が溜まっているのです。
しかも、車の金属部分に触れる前に電気が空中で飛ぶので痛いのです。
最近の車は静電気対策がよくできていて、殆ど地面と同じ電圧になっています。
なので、対策としては体も地面と同じ電圧にする必要があります。
手で地面を触ってから、車に触れれば、OKです。
直に触れるのに抵抗がある場合は、導電性の軍手をつけて行ってください。
他のグッズとしてはキーホルダータイプのものもありますが、これは手で触れるのではなく、
最初に車の金属部分にゴムの部分をつけることで、体に溜まった静電気を優しく除電してくれます。
しかも、下記の製品の場合はLEDが光って除電具合を知らしてくれるので、便利です。
静電気用のグッズはただ持っているのではあまり意味はないのですが、
このように原理を分かって使えば、バッチリ効果があります。
車から降りる時の静電気。ドアに触れてバチッとなりたくない。
では車から降りるときはどうでしょう?
これも車は地面に落ちているのですが、自分の体が色々と摩擦でこすれて電気が溜まっている状態です。
なので、車内の金属部分。ドアの金属部分に触れながら、車から降りてください。
これで、自分も除電でき車に触れても大丈夫です。
ここにはグッズは不要ですね!(車が汚れている場合は手袋があった方がいいかもしれませんが…^^;)
車の静電気対策のまとめ
如何でしたでしょうか?車の静電気対策。基本は溜まった静電気をソフトに地面に流してあげることで、
バチッはなくなります。
グッズもそれをイメージしたうえで、気に入ったものを購入されるといいと思います。
空気放電タイプのキーホルダーもあるのですが、どれだけ効果があるか?
どのタイミングだったら、車に触れていいかが、イマイチよくわからないので、
筆者はあまり使わないのですが、今後いいものがあったら、楽なので紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。