羽毛布団と毛布の順番はどのように掛けるのが暖かいのか?
毛布の上に羽毛布団?それとも反対?
羽毛布団が暖かい理由と本当に暖かい順序についてまとめました。
冬が寒くて寝れない方、要チェックです。
羽毛布団と毛布の順を間違うと寒い
本当に暖かい羽毛布団ですが、真冬に羽毛布団をかけても、まだ寒い時ってありますよね。
そんな時に、毛布がもう一枚あったら...あなたは体の上に毛布の順にしますか?
確かに、羽毛布団は最初に体に掛けたときにヒヤッとする事ありますよね。
それと、羽毛布団が流行る前に掛けていた、綿の掛布団の時は、体の上に毛布が主流でしたが、
羽毛布団ではこの順序で掛けたとしても、本来の暖かさを十分に発揮することはできません。
正しくは、体 → 羽毛布団 → 毛布の順になります。
でも、この方法、毛布が軽い時にはいいのですが、毛布があまり重たくなってくると、イマイチになってくるのです。
なぜでしょうか?
その理由は羽毛布団の暖かさの原理を理解すると分かりやすいです。
羽毛布団の暖かい理由は
では羽毛布団はなぜ暖かいのでしょうか?
当たり前の話ですが、羽毛自体が熱を持っているわけではありません。
逆に私たちが寒さを感じる理由を考えてみましょう。
夏の暑い時に気軽に涼しくするにはどうするか?
クーラーがあればいいですが、うちわや扇風機で仰ぐと思います。
これは、体の表面には体温で温まった空気があるので、アツい時にはこれがさらにアツくなるのです。
なので、うちわや扇風機で仰いであげるとその熱が空気の流れによってなくなるので、涼しくなります。
ということは、空気の流れを抑えると暖かくなるという事ですよね。
羽毛布団はこの原理を使っているのです。
羽毛布団ってフワフワですよね!
このフワフワの中に温まった空気を閉じ込めるので、温まった熱が逃げにくいのです。
となれば、羽毛に対しては体を接触させて体温を羽毛に移す必要がありますよね。
なので、羽毛布団に体を密着させる必要があるのです。
なので、体 → 羽毛布団 → 毛布の順になるのは分かると思います。
軽い毛布の時は、これで充分です。(って意味深ですが...^^;)
羽毛布団の暖かい本当の掛け方は
一般的に毛布と羽毛布団を掛ける場合は、体 → 羽毛布団 → 毛布の順でOKです。
でも、寒くなって、毛布が重めになった場合、これではイマイチなのです。
毛布が重いと何が起きるのでしょう?
この順だと羽毛布団が上から押しつぶされる形になりますよね。
羽毛布団の暖かさの理由は、熱を逃がさない空気の層を作るからなので、
上から押しつぶされるとせっかくの暖かい空気の層が潰れてしまうのです。
それは勿体ないですよね...( ゚Д゚)
というわけで、究極の断熱法ですが、人間は寝たときの暖かさの70%は敷布団によります。
ということは...もう、予想がついた方もいるかもしれませんが、
「毛布を上ではなく、体の下に敷いて、敷布団にしてしまう!」
つまり、
毛布 → 体 → 羽毛布団
これが最強です!!
暖かい毛布と超暖かい羽毛布団で挟んで、体をサンドイッチしてしまいましょう!
今までに感じたことのない暖かさを感じられると思います。
是非、試してみてください。
羽毛布団と毛布の順番のまとめ
羽毛布団と毛布の関係性を説明してきましたが、なんとなくイメージは沸きましたでしょうか?
最強の寒さ対策は、毛布は掛けるものではなく、敷いたほうが、温かいです。
この方法でバッチリ体を温めて、風邪などひかない様にこの冬を乗り切りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。