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ダンスのリズム感のトレーニング法。リズム取りと裏取りのコツは?

投稿日:2018-10-04 更新日:

自分にはリズム感がないから、ダンスは難しい・・・と思って、諦めようとしているあなた。
果たしてリズム感というのは、先天性なものでしょうか?

もちろん、もともと天性のリズム感を持っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、それが必要とされるのはかなりのキワドイ部分の音だけです。

表取りや裏取りを含めて、普通のダンスに必要とされる音取りの多くは練習でカバーできるのが殆どです。

逆に自分が音取りが苦手と認識しているのであれば、音の取り方を重点的に練習する事で、
なんとなく出来た気持ちになっている人を簡単に追い抜くことができます^^;

となれば、早速練習ですね!!

でも練習と言っても、何をどう練習すればいいのでしょうか?
本記事では音合わせの方法についてシェアします。
音取りが苦手と感じている方、要チェックです。

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ダンスのリズム感のトレーニング法

では、早速、どう動くか???といきたいところですが・・・

ちょっと待った!!^^;

その前にもっと前にやることがあります。
というか、いきなり動いても、体にはなかなか入ってこないと思うので・・・^^;
最初に音楽の構造を確認するところから、始めます。

一般的な曲は殆どが4拍、もしくは8拍がベースになっています。(ワルツは3拍)
ドラえもんの歌でも、アムロちゃんの歌でも同じ4拍、もしくは8拍です。

1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4・・・・
と繰り返されるか、もしくは
1、2、3、4、5、6、7、8、1、2、3、4、5、6、7、8
と繰り返されます。今の時点では、曲が4拍か8拍かはそこまで重要でないので、無視してください。

とにかく、
「曲は同じサイクルで繰り返されてくる!!」
ある意味、当たり前ではあるのですが、ある意味、ココは滅茶苦茶大事です。

踊っている間、頭の中では1、2、3、4かもしくは1、2、3、4、5、6、7、8
のリズムをずっとカウントし続ける必要があるのです。

ずっとですよ!ずっと・・・

これはもちろん、「数字を言い続けてカウントをとる」という意味ではありません。

タン、タン、タン、タン、タン、タン、タン、タンでも

と、と、と、と、と、と、と、と、でもいいのですが、

今が1の「タン」なのか3の「と」なのか、イメージが常についていることが大事です。

では、早速練習に入っていきましょう!

1.まずは手拍子から練習しましょう。

どんな曲でもいいのですが、曲を聴きながら、手を叩いて行きましょう。
最初は8拍全てを叩くところから始めましょう。
難しい人は、できるだけ音を大きくして(もちろん近所迷惑にならない程度で・・・)やってみてください。
音が大きくなりそうな場合は、ヘッドフォンも活用しましょう。
曲も分かりやすい曲がいいと思います。

例えば、この曲はフシがはっきりと出ています!

2.音を間引いて叩ける様に練習します。

1拍、3拍、5拍、7拍の様に1拍ずつ叩いたり、
1拍だけを叩き続けたり、1拍と5拍目を叩いたり、2拍と6拍を叩いたりしてみてください。

3.裏取りにもチャレンジしてみましょう!

音には表拍と裏拍というのが存在します。
表迫のことをオンビート、裏拍のことをオフビートとも呼んだりします。

さて、いままでの1拍だったり、3拍だったり、5拍だったりの整数は全て表拍になります。
裏拍とは間の拍になります。カウントであれば、1.5拍だったり、2.5拍だったりが裏拍になります。

ドンとドンの間の拍で手で叩けばできます。

1.5拍、2.5拍、3.5拍と間で叩いていってください。
んパ、んパ、んパと言う感覚ではどうでしょう?
んの部分が表拍でパの部分で手を叩きましょう!

これを叩いてみると、感じてくるのですが、USAは表拍の方がなんとなく取りやすい感じがしませんか?
節がハッキリしている曲は、表の方がとりやすいと思います。

振付けも、表の方で動いていることが多いですものね。

え!裏取りが難しい???

ま、今は難しくても無理はないでしょう!
最初は表のフシを確実に取れるようになりましょう!
裏拍については、今は「なんとなく、ドンを合わせにくいなぁ~」という感覚でも大丈夫です。

→ハマりすぎに注意!スマホゲームでリズム練習の方法はコチラ!

ダンスのリズム取りのコツ

音の取り方が分かってきたところで、そこから先の段階の「リズムが無意識に取れる」ところまで行きましょう!
今までは、音を取っていない状態から、音に合わせていく状態にしていきました。
今度は、「音を取り続けるところに慣れる」練習に入ります。

初心者の場合、一生懸命音を聞いて、合わせられるようにはなるまでは結構早いんですが、
音を取り続けようとすると、同じ動きを続けていることに体が違和感を感じ始めてしまい、音を外してしまう人が多い感じがします。

なので、ここからは「音を取り続ける事」にフォーカスしていってください。

練習の方法としては、ずっと手でも飽きるでしょうから、今度は音に合わせて、足を踏んでみてください。

最初は足踏みでもいいですし、少し移動した方が心地よい場合は動いてみてください。

イイ感じで足が踏めるようになってきた・・・

そこから先はどうすればいいでしょう。
今までは意識をして、音に体を合わせてきたと思います。

今度は、音を聞いている意識を少しずつ薄くしていき、体の動きの方に意識をフォーカスしていってください。

音を聞いている意識レベルをどんどん下げていきます。

これは無意識で音を取り続ける練習になります。

実際にダンスを踊るときは、自分の意識は手だったり、頭だったり、胴体だったり、足だったり、
いろんなところに意識を注入する必要があります。
そうなると、どんどん音を聞いている意識レベルは自然と下がっていきますよね!

ダンスを踊るためには、その状態でも変わらずにフシを取り続けないといけないのです。

なので、練習でも意識のレベルを落としていきます。
意識の落とし方は色々とありますので工夫をしてみて下さい。
体の動きにフォーカスするというのはちょっと言い方が難しかったですが、具体的に言うと、
とにかく動きながら、いろいろとやってください。

例えば、足を踏み替えながら、手を動かしてもイイし、スマホを操作してもいいでしょう…

とにかく、他の事に意識を集中しても踏み続けられる状態であれば、OKです。

この状態でも、まずは一曲音を外さずに踏み続けられるかチャレンジしてみてください。

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リズム取りをさらに鍛えるには?裏取りが難しい理由が判明!!

今までのことができれば、ほぼ音がとれないということはないと思います。
そこまで、曲のテンポが変わらなければ、無意識に一曲動ける様にはなっているのではないでしょうか?

ココから先は、
・さらに取りにくい音を取れるようにする練習
・体全体で音を取る練習
をすることで、さらにリズム感を鍛えることができます。

1.さらに取りにくい音を取れるようにするには?

さらに取りにくい音を聞き取れるようにするにはどうすればいいか?
いままでは、ボリュームをある程度大きくしてリズムの訓練を行っていたと思います。

今度は音量を落として、小さい音でもリズムがとれるように訓練してみてください。

曲もテンポが速くなったり、遅くなったりする曲を選んでみたり、
曲調もジャズ系のように節がハッキリしなかったり、ボカロのようにリズムがバンバン変わる曲でエクササイズすると、
よりリズムをとる音感を鍛えることができます。

激ムズの曲です!!途中4拍子じゃないところもあるのですが、
一度チャレンジしてみてください。
ただ、手を叩き続けるだけでもメッチャ難しいですよん^^;
でも、「リズムは繰り返される」ことが分かればとれるハズです!!

リズムを外さなくなったら、節がイマイチハッキリしない曲で裏取りをしてみてください。
前に裏取りを試したときになんか裏拍叩きにくいな・・・
と思ったのが、今だったらしっくりととれると思います。

最初の練習で使用する、リズムがとりやすい曲は節がハッキリしすぎていたので、
逆に裏拍を打ちにくかったのです。
裏拍は節が明確じゃないほど、叩くとしっくりして、とても気持ちがいいです。

2.体全体で音を取るエクササイズ

手拍子や足を踏むことで、リズムトレーニングを行っていたと思いますが、
今度は動作をもっと大げさにして、音を合わせる様にしてください。

以前に楽器をやられていた方は指先で音を取ることは得意だと思いますが、
ダンスと違うのは体をもっと使って音を合わせる必要があります。

なので、体をもっと大きく使って手拍子をとったり、ステップを踏んでみてください。
ここでは、楽器ではなく、ダンス用に体をチューニングしていきます。

いろいろな振りを曲に合わせるのに、少々大げさな気はしますが、
是非、体全体を使ってやってみてください。

ダンスのリズム感の練習方法まとめ

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ダンスのリズム感の練習方法について説明してきましたが、如何でしたでしょうか?
・曲は4拍もしくは8拍の繰り返し
・手を叩く、もしくは足を踏んでエクセサイズ
・音を聞く意識レベルを落とす
・体全体を使って音をとる
ここのポイントに注意して練習することで、きっと無意識に音をとることができるでしょう。
最初は、ちょっと難しいかもしれませんが、頑張って下さい。
健闘を祈ります。
→リズムの練習をゲームでやってみたい方はコチラを参照して下さい。
→リズムに合わせて滑らかに動きたい方はコチラの記事もご参照ください。
→リズムに合わせて素早く動きたい方はコチラの記事もご参照ください。

↓ダンスレッスンをまとめて読みたい方はコチラ↓

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