体育祭や文化祭、何かの出し物でダンスをやることになってしまった(/ω\)
ただでさえ、記憶力もダンスも苦手なのにどうやったら覚えられるのでしょう・・・
とりあえず、振りつけはスマホに撮らせてもらったから、後は見ていれば覚えられるかな?
と、ただ見ていても、なんとなく覚えられる気がしない・・・
かといって、制限時間は刻々と迫ってる~~!
焦るものの体が?脳が?ついてこない・・・(/ω\)
そんなあなたのために、確実に振りが入ってくるコツをシェアしたいと思います。
早く、振りを覚えたい方、要チェックです。
ダンスの振付の覚え方の基本
では、早速ですが、踊りの振付はどうやったら速やかに覚えることができるでしょう?
基本はとにかく反復練習です・・・^^;
ってアタリめーじゃねーか!!( `ー´)ノ
それで苦労しているからこのサイト見てんじゃねーか!!
と思ったあなた、ちょっと待ってください。
反復することには変わりはないのですが、反復の箇所をどうすればいいか?
どこまでを反復でやればいいのでしょう?
ココにポイントがあります。
「自分が覚えられそうな部分に細かく刻んで覚える!」
ことが大事です。
それって、8拍分?、それとも4拍分?
それでも覚えられる気がしない場合はどうすれば???焦る~~(;゚Д゚)
と思う方もいるかもしれませんね。
拍数を極力短くしても、覚えられる気がしないのであれば、さらに細かく分ける必要があります。
それって1拍とか0.5拍とか…?
いやいや、そうではありません^^
拍数ではこれ以上刻めない場合は、体の部位で刻んでください。
たとえば、上半身だけ、下半身だけではどうでしょう?
まだ、難しいでしょうか???
もっと分けられますよ!
右手だけや左手だけもできますよね!
足が難しい…なるほど…
足の覚え方については、もう少しコツがあるので、次章で細かく説明します。
とにかく、できるだけ簡単そうな部分やくりかえしの部分など、一個ずつ集中して暗記覚えていきましょう。
とにかく細切れにして繰り返し行えば、そこだけは覚えられそうではないでしょうか?
そこを徐々に増やしていくことがとても大事なんです!
一ヶ所の振りを「ヨシ!覚えられた」という感覚だけではなく、「当たり前すぎて、もう飽きた・・・」
というところまで、繰り返します。
脳だけではなく、体が動きを記憶するところまでやってください。
さらに覚え始めてみると分かるのですが、体はポーズ(静止の状態)を覚えるよりも、動き(動作)を覚える方が得意です。
なので、できるだけ体の動きを大きくして練習して、動かしている感覚を覚えてください。
右手が覚えられたら、左手を覚える!
で両手を覚えたら・・・
右手と左手をミックスさせて、
ウッ!!アッポーペン!!じゃなかった^^;すみません・・・
同時に動かして、手の振りを合体させます。
ピアノなどの両手を使う楽器を練習したことがある方は、この方法で覚えた方もいるのではないでしょうか?
踊りの覚え方も一緒です。
ここにさらに上半身の動きを加えて、上半身の振りつけを合体させましょう。
上半身で振り付けを動ける様になったら・・・
下半身だけで振りを覚えて、上半身と下半身をミックスさせて、最小単位の一つの動きが完成します。
一つの動きができたら、次の動きを同じように覚えていきます。
この方法って、一見、時間がかかりそうな気がするのですが、
一つ一つの動きをしっかりと無意識にできるところまで繰り返しエクセサイズするので、一度覚えると振付を忘れにくいだけでなく、
後になればなるほど、面白い様に振りが体に入ってきます。
なので、トレーニング法としては流して動いてなんとなくやるのではなく、効率的に覚えるには
「一つ一つゆっくりでも丁寧に動く」ことから始めてみることをお勧めします。
ダンスの足の振付を覚えるコツ
手の動きや上半身の動きは、動画を見てマネしようとすれば、分解しながら覚えれば、
どんな振り付けでも、だいたい形になるのですが、
足の動きの場合、なかなか上手くいかない事も多いです。
何故か???
私達はフワフワと浮いているわけではありません。
足を使って、ドッシリと地面に立っているため、必ず重力という問題がでてきます。
そのため、どっちの足で立っているかが重要になります。
それを忘れてなんとなく形にしようとしても、いまいち動けているんだか動けていないんだか、
よくわからない感覚に戸惑ってしまうことが結構あります。
そこで、対処法についてシェアしますね。
足の動きにはステップとタップという大きく分けて2種類の動きがあります。
この動きを別々の動きとしてしっかりと分けて覚えてください。
①ステップ
ステップは出した足に体重を載せかえる動作になります。
ステップを踏むときは、踏みかえる様に体重を移動させます。
例えば左足に体重を載せて立っているときに、右足のステップを行うと、
この動作の後は自分の体重は右足に乗っていることになります。
マイケルジャクソンの有名なこの動きありますよね!
「ムーンウォーク」
これは重心を滑らかに動かしながら動く動きなので、ステップです。
そのため、この動きの場合、次の足は必ず左足を動かす様になります。
右足を動かそうとしても体重が載っているので、ジャンプをする以外はできないハズですよね^^;
②タップ
タップとは足を出すだけのポーズをとる動きです。
足を出すだけなので、体重は乗り換えません。
左足に乗っていて、右足をタップする動きの場合、
左足に重心が載っているので、右足を出した後、次の足も右の足を出すことができます。
まとめると、出した足に体重を載せるのがステップ。載せないのがタップという動きになります。
イメージとしては、バスケットなどで、トラベリング(3歩以上歩くこと)を防ぐために、
ビポット(片足をコンパスの針の様に視点にして、反対側の足を動かす)のイメージですね!
ステップとタップを、異なる動きとして分けて考えられると、足の動作ががスムースにできるようになります。
もちろん、両足均等加重で静止というポーズもありますが、
そのあとの動作はどちらかの足に体重を載せて動くようになります。
左足をだすのであれば、体重を右足に載せたあとで動きますし、右足を出すのであれば、体重を左足に載せてから動きます。
冷静に考えれば、当たり前の話なのですが、ダンスの振り付けとして出てくると、不自然でも無理やり動こうとしてしまいます。
動画を見る時にも、この動きはステップなのか、タップなのか?はたまた両足体重なのか?
を意識してみると、動きを速やかに正しくトレースしやすくなります。
ダンスの振付を早く覚えるには
振りを覚えるための、体の動かし方の基本は上記の方法で、丁寧に大きな動きで行ってください。
この方法だけでも、覚えようとしている部分にフォーカスして反復していけば、ある程度早くは覚えられるハズです。
でも、ここでは、さらに覚える速さを加速する方法について、説明します。
その方法とは、
「声を出して覚える」
になります。
声というのは掛け声でもカウントでもリズムでも動きを表現してもなんでもOKです。
体はポーズ(静止)よりも動きに対してより敏感です。
この動きを体中で使うことで、覚える速度をさらに加速させることができるのです。
体中といっても、もうすべて体は使っているし、ほかに動かすところがあるの?と思いますよね!
それは声です!!
プロのダンサーさん達が、短期間で振付を覚えて、そのあと、すぐにみんなで合わせて、
即興パフォーマンスをやったりすることがあります。
このとき、何であれだけの動きをそんなに早く覚えちゃうんだろう・・・と思いました。
練習の時のダンサーさんをよーく見てみると、動くときにブツブツ、ブツブツ何かを言っているんです。
このブツブツが重要だったのです。
とにかく、カウントを数えたり、リズムをとったり、いろいろと言っています。
自分でも真似してみると、恐ろしく早く踊りの動きが身につくのです。
なので、とにかく一刻も早く振りを覚えたい場合、一度だまされたと思って、
踊りの振りにあわせてブツブツ言ってみることをお勧めします^^;
勉強の時にも暗記する時は、しゃべって憶えたり、書いて覚えたりしますものね!
ダンスの振付を早い覚える方法のまとめ
ダンスの振付の覚え方について説明してきましたが、如何でしたでしょうか?
最初はなんとなく動画をボーっと見て、覚えられない・・・と思いがちですが、
急ピッチで正しく覚えたいのであれば、そうではなく、落ち着いて下さい。
きちんと動いて、アウトプットしながら向き合うことが大事です。
・動きを分解して覚えること
・分解した動きを飽きるまで行い、体に覚え込ませる。
・各パーツごと覚えたら、それぞれを合体する。
・足の動きはステップとタップがある。
・もっと早く覚えたい場合は、ブツブツ何か言いながら覚える
等を実践していただけたら、意外と早く振りが身につくと思われます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
→振りを覚えた後はリズムが心配な方はコチラをの記事をどうぞ。
→振りを覚えた後は素早い動きが苦手という方はコチラの記事をどうぞ。