日本語でブラインドタッチをするのであれば、まず最初に悩むのは
ローマ字入力の方がいいか?
それとも、仮名のほうがいいか?
かもしれません。
実際に、実践されている人の話をそれぞれ聞いてみると、お互い思い入れが強く、
「絶対に覚える数の少ない、ローマ字だぁ~!」とか
「絶対に打つ数が少ない、かな入力だぁ~!」とか…
私のような若輩モノがこっちがイイなんて、恐ろしくて言えません^^;
でも、始める人にとっては重要な問題なので、一般的にメリットそうなところやデメリットそうなところを説明していきましょう。
目次
ブラインドタッチをするならどっちがおススメ?ローマ字と仮名入力
そう書いておきながら、おススメなんて言えないんです^^;
それぞれの一般的なメリットとデメリットを書いておきます。
ご自分に合った方がおススメです。
【ローマ字入力について】
ローマ字入力のメリット:
・覚える数が少ない。
ローマ字入力の場合、当然ですが、アルファベットの数が26個なので、26個だけで、日本語も英語もすべて入力することができます。
・数字が入力しやすい。
数字とアルファベットは完全に分かれているので、数字を打つのに入力方式を切り替える必要がない。
・やっている人が多い。
実際にローマ字入力の人とかな入力の人の比は9:1と言われています。
やっている人が多いので、やっている人と仲良くなれる可能性が高い(?)です。となれば、コツを気軽に聞くことできるはず…^^;
ローマ字入力のデメリット:
・ローマ字を覚えなければいけない。
当たり前ですが、ローマ字が分からないと入力できません。
だいたいは分かっていても、ときどきハマります。
例えば
「ぢ」ってどう入力するの???→「だぢづでど」の段なので、diでOK
小さい文字はどうやって入力するの???→下記を参照して下さい。
って迷う人もいるかもしれません。
・子音の入力は必ず2文字必要
子音の入力は2文字打たなくてはならないので、多く入力する必要がある。その分遅い。
【かな入力について】
かな入力のメリット:
・とにかく速い
母音・子音もダイレクトに入力できるので、絶対的な入力速度は圧倒的に速くなる。
・ダイレクトに入力できる
ローマ字を覚えなくても大丈夫です。
かな入力のデメリット:
・とにかく覚えるキーの数が多い。
仮名の数45個+濁音・半濁音2個+英字26個=73個
当然習得には時間がかかります(^_^;)
・ホームポジションから離れたキーは押しにくい。
アンカーを残す必要があるので、手が大きく拡がりますね。
・数字が打ちにくい。
数字のキーもかなと共用になるため、数字を打つ際には入力タイプを変更するか、
テンキーを使う必要がある。
【番外編】
かな入力のデメリットを徹底的に排除し、日本語の入力速度に特化した最強の入力方式
「親指シフト入力方式」
というのもあるそうです。
親指シフトという名のとおり、親指を押さないでキーと叩くときと、押してキーを叩くときで、
キーの内容がシフトするので、この名前で呼ばれています。
(普通のシフトキーではなく、専用の親指シフトキーが用意されています。)
親指シフトのON/OFFで使うキーの数を半分にするので、専用キーボードにはキーに2個のひらがなが印字されています。
発祥が1970年と比較的新しく、セットアップが必要なため、一般的に業務用に使うのはまだ難しいと思われます。
そのため、自宅のPCしか使わない場合に限られますね。
どっちにしても、覚える場合は「ローマ字」とも「かな」とも配置が異なるので、
どちらを覚えていても1からキー入力を覚える必要があります。
で、最終的にですが…
色んな日本語入力の入力を説明してきましたが、ごめんなさい。筆者は現在「ローマ字入力」しかできません。
前に、仮名入力も使っていた時期もあるのですが、英文も多く書いていたため、次第に仮名を忘れてしまいました。
なので、ここから先は「ローマ字入力」についての説明になります。
(「かな入力」を期待されていた方、ホントにスミマセンm(_ _)m)
ブラインドタッチに必要なローマ字を確認しよう
では最初にローマ字を確認してみます。最低限でいきますよ!
基本的に、母音のみか子音+母音で表します。
・母音は”あ(a)”、”い(i)”、”う(u)”、”え(e)”、”お(o)”
・子音は”か(k)”、”さ(s)”、”た(t)”、”な(n)”、”は(h)”、”ま(m)”、”や(y)”、”ら(r)”、”わ(w)”
点点の”が(g)”、”ざ(z)”、”だ(d)”、”ば(b)”
〇 の”ぱ(p)”
・ん は”ん(nn)”
・ちっちゃい文字は頭に”x”をつけて”っ(xtu)”、”ゅ(xyu)”のように入力すれば、OKです。
以上です。
えっ???
それ以外も”かっぱ(kappa)”とか”がっき(gakki)”とかあるじゃない~???
と言った声も出そうですが…
最低限といったじゃないですか!(^^)!
小さい文字は頭に”x”を入力すれば入力できるんです。
かっぱ → kaxtupa
がっき → gaxtuki
で入力可能です。
効率的な綴りはあとはゲームで後から覚えればいいんです。
先ずは最低限から行い、徐々に幅を広げていくのがマスターへの近道です。
頭の中に母音と子音がなんとなく指でイメージできるまで(頭じゃ無いことがポイント)、次のプログラムで練習してみて下さい。
どうですか?なんとなく見なくても打てそうな気がしてきませんか?
ブラインドタッチで日本語入力を実際に練習してみよう。
さっきまでは、順々に打っていかれたと思いますが、そうでなくてもできるかを確認します。
前回英文のタイプにつかったこのプログラムを使用してみて下さい。
ここでは大文字と小文字は気にしなくてOKです。
前回同様、速度が重要ではありません。
・当然ですが、自分の手もとのキーを見ないこと
・キーを打つときにアンカーキーを残しておくこと
・文字を入力したら、ホームポジションに戻ってくること
(両人差し指がポッチを触っていること)
・だんだんと目を画面の上にずらしていくこと
を意識して行って下さい。
では、今すぐチェック!をクリックして、チェックを開始してください。
どうでしたか?
何回か繰り返していくにしたがって、だんだんと
見ただけで、「頭」ではなく、「指」がおぼえてくる感覚になってきます。
そうならない場合は、焦らず、繰り返し、入力してみて下さい。
まとめ
日本語のブラインドタッチは如何でしたでしょうか?
おそらく、ここまで丁寧に行ってくれば何となくいけそうな感じがしてきているのではないかと思います。
まだ、この時点でも、速度はそれほど重要ではありません。
目と指を繋ぐことを意識して、「考えなくても反射的に押せる状態」を目指してみて下さい。